紹介するのは、太平洋フェリー「いしかり」。
いしかりは、フェリーオブ・ザ・イヤーというフェリーの賞になんと26年連続で受賞しているフェリー。
明るい船内は快適で優雅な船旅を楽しめます。
この記事では、「いしかり」の船内の設備、レストラン、客室、キッズルームなどをたっぷりとご紹介。
これから、太平洋フェリーの「いしかり」に乗船の計画をしている方だけでなく、フェリーに乗る予定がない方もぜひ船旅気分でみてみてくださいね!
太平洋フェリー「いしかり」とは?
太平洋フェリーのフェリーは「いしかり」、「きそ」、「きたかみ」の3船。
どのフェリーも苫小牧〜仙台〜名古屋を結ぶ航路を運航しています。
今回紹介する船は「いしかり」。
「エーゲ海の輝き いしかり」。
エーゲ海のきらめく青い海と空
白壁の家々を思わせる明るい船内
というキャッチフレーズがつけられています。
フェリー雑誌のCRUSE(クルーズ)では、2016年のクルーズシップ・オブ・ザ・イヤー2016のフェリー部門で堂々の1位を獲得。
2位は商船三井フェリーの「さんふらわあ」、3位は同じく太平洋フェリーの「きそ」。
上位3位は北海道航路。北海道航路の人気の高さがうかがえますね。
同じくフェリー雑誌のクルーズで選ばれるフェリーオブ・ザ・イヤーにも「いしかり」は26年連続で受賞しています。国内のフェリーで頂点にも立つとも言える「いしかり」。
では、さっそくの「いしかり」の船内の様子を紹介します!
太平洋フェリー「いしかり」の船内の紹介!
太平洋フェリーの船内の様子を紹介します。
エントランスホール
5階から7階まで吹き抜けになっているエントランスホール。エレベーターは展望エレベーターという名前がついています。
キッズルーム
小さな子どもが遊べるキッズルーム。
ボールプールに絵本、ブロックなどのおもちゃが置いてあります。テレビではアニメのビデオが流れています。
キッズルームの窓からは海が見渡せます。
レストラン・軽食コーナー
いしかりにはレストランと軽食コーナーの2つの食事どころがあります。
レストランの名前は、「サントリーニ」。
レストランは夕食・昼食・朝食ともにバイキングスタイル。夕食は出港1時間前から利用できます。
△この日のバイキングのメニュー。ドリンクバーやデザートもあります。子どもも喜ぶメニューがそろっていますよ。
広々としているレストラン。大きな窓からは景色を楽しめます。
レストランは、開店直後は行列ができ混み合うことが多いです。
▽レストランでいただいた朝食。
朝から豪華です。お腹いっぱい食べました。
レストランの料金
- ディナー:大人…2,000円、小学生…1,200円
- モーニング:大人…1,000円、小学生…800円
- ランチ:大人…1,000円、小学生…800円
※未就学児は無料
未就学児は無料なのがありがたいですね!
軽食コーナー スタンド「ヨットクラブ」
気軽に軽食やコーヒー、アイスなどを食べることができるのがスタンド「ヨットクラブ」。
主なメニューは、以下の通り。
- モーニングセットA(AM10:00まで)……720円
- モーニングセットB(AM10:00まで)……510円
- おにぎり……200円
- そば・うどん……510円
- ホットケーキ……310円
ピアノステージやテーブルや椅子がたくさんあります。
▽記念撮影ができるコーナーも。
客室
客室は、値段により種類が別れています。
- ロイヤルスイートルーム、スイートルーム、セミスイートルーム
- 特等客室(洋室)、特等客室(和室)
- 1等客室(和洋室)、1等客室(洋室)、1等客室(和室)、1等客室(バリアフリー対応洋室)
- S寝台、B寝台
- 2等和室
大きく分けると、個室、寝台タイプの一人ひとりの個室(カプセルベットのようなもの)、雑魚寝部屋(2等和室)です。
以前は、フェリーといえば、2等和室が多かったのですが、最近はどのフェリーも雑魚寝部屋の割合がとても減っています。時代の変化ですね。
B寝台 家族や仲間同士で気軽に利用しやすい!
上段と下段の入り口を互い違いにしてプライベート空間を確保した新タイプの2段ベッド。
我が家がよく使うタイプの寝台です。です。子どもたちも一人一部屋なので、秘密基地の感覚で楽しいみたいです。家族で利用するときは、左右向い合せの寝台を予約すると子連れでも安心ですよ。
カードキー対応の女性専用客室(一部除外日あり)もありまよ。(※女性専用客室への男子の入室は、7歳まで)
B寝台の設備
1等客室(和洋室) 子連れファミリーにもおすすめ!
こちらは、定員が3~4名の1等客室の和洋室タイプ。ベッドが2台にソファベッドが2台あります。
1等客室の主な設備
小さな子ども連れの場合は、個室のほうが安心ですよね。
和洋室の部屋はアウトサイドにあるので、窓からは景色も楽しめ、より広々と感じられます。
ショップコーナー(売店)
各寄港する場所のお土産が売っているので便利。
北海道、仙台、名古屋のお土産が全てそろいます。お土産の買い忘れがあったときにも安心ですよ。
お土産だけでなく、パンやお菓子、飲み物やおつまみ、トラベルグッツまでそろっています。太平洋フェリーのオリジナルのお菓子や文房具などのグッツもありますよ。
デッキ
天気がいい日はデッキに出ることができます。
給湯室もあり
給湯室もあるので、持参したカップラーメンやスープを食べることもできますよ。
展望大浴場
一面が大きな窓になっており、大海原を眺めながら入浴できる大浴場。気持ちがいいですよ!天気が悪く揺れが激しいときなどは閉鎖されることもあるので、入れる時間に入浴しておくのがおすすめです。
カラオケルーム、ゲームコーナー、コインロッカーなど
その他の施設として、カラオケルームやゲームコーナー、コインロッカーなどもあります。
wifは使えるの?有料で利用可 事前の登録が必要!
wifiは事前にネットから利用登録をすることで、24時間980円で使うことができます。
エントランスホール付近か、ヨットクラブ(軽食コーナー)の近くのみと利用箇所が限られています。海上に出るとスマホの電波は入らなくなるので、ネットを利用したい方は事前に登録しておくことをおすすめします。
さいごに
今回は、太平洋フェリー「いしかり」の船内を紹介しました。
広々とした船内は、共有部分もスペースが広く、居心地がとってもいいです。
▽夏に乗船したときに子どもがもらったオリジナルのノート。
子連れでも意外と安心でむしろ快適なフェリー。ぜひ旅の選択肢にも加えてみてくださいね。
全ての子連れお出かけファミリーにつぐ。
加えるのです、旅の移動の選択肢にフェリーを。マイカーに詰め込めば荷物の心配なし。子どもが泣き叫んでも逃げ場がある。移動がストレスから楽しみに!
なんと、未就学児は無料なのです!最高すぎる。
移動が憂うつな全ての子連れファミリーに伝われ! pic.twitter.com/tkTfBGTTFJ— しょう@しょうラヂオとキャンプ△の人 (@syoradio1) April 24, 2018
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