フェリーの旅、好きですか?
わたしは年に何回も長距離フェリーで移動しています。フェリーが大好き!子連れだとフェリーでの移動は本当に快適です!
今回は、新日本海フェリーに2017年に登場した新造船フェリーあざれあ(らべんだあ)をご紹介。
今までの新日本海フェリーとの違いなども含めて、写真たっぷりで紹介します。
新日本海フェリー「あざれあ(らべんだあ)」の特徴や今までのフェリーとの違いは?
紹介するのは、新日本海フェリーに2017年に新登場したフェリー「あざれあ」。
姉妹船で同じタイプの船「らべんだあ」があります。
2017年3月に新造船「らべんだあ」が就航、2017年6月に新造船姉妹船「あざれあ」が就航しました。
新造船フェリー「あざれあ/らべんだあ」の主な特徴は以下のとおり。
- 露天風呂やサウナがある
- スポーツルームあり…ランニングマシーンなど
- Free Wi-Fi がある!…今までの新日本海フェリーにはなし!(太平洋フェリーは有料であり)
- ペットと同伴できるウィズペットルームがある
- エコノミータイプの大部屋がない(ざこ寝部屋がない)・・・プライベート空間が確保された寝台に!
- テラス付きの個室が大幅増
- 和洋室などファミリー向けの個室が増えた
- テレビ付きの一人部屋あり
- プロムナードがない…海を眺めながらテーブルやソファでくつろげる席がとても少ない!!
- 給湯室も少ない・・・屋外かロビーに設置されたポットのみ
- 高速船によりスピードアップ…新潟~小樽航路で45分短縮(16時間45分から16時間へ)
さすがに新造船フェリー。フェリーの豪華さや設備の快適さはさらに増しています。
そして、エコノミータイプの大部屋がないのにも驚きですね。
すべてプライベートが確保されている寝台になっています。
旅情があり、旅人との会話を楽しむのもフェリーの楽しみの一つでしたが、大部屋なし、プロムナード(テーブルやソファや椅子がある自由スペース)がなくなり、共有空間が少ない。
時代の流れとともにフェリーへのニーズも移り変わったんでしょうね。
個室が多くなり、個人や仲間での時間を楽しむことを前提としたつくり。
今までの感覚でフェリーに乗船した我が家は、カップラーメンを作るお湯を探し、のんびりとくつろげるスペースを探し、少々うろたえました。フェリー歴が長い我が家は(夫は特に!)少しもの寂しい気持ちさえ…。
新造船フェリー「あざれあ(らべんだあ)」の船内の紹介
乗船したのは、小樽から新潟の南行き航路。この航路、なんと時間がとてもいいんですよ。小樽発が夕方の17時で、新潟に朝の9時着。
フェリーで一晩寝ているうちに目的地に到着してしまうというパターンです。(わたしはもっとフェリー生活を楽しみたいタイプですが…)
小樽フェリーターミナルからいざ乗船。
フェリー「あざれあ」の外観
やはり新しい船、いつものフェリーより外観も真っ白でピカピカに見えます。
エントランス
開放感ある吹き抜けのエントランス。
エントランスが吹き抜けの空間になっているのは他のフェリーと同じですね。
新日本海フェリーのお楽しみのビンゴ大会はここで開催されました。
案内所
▽案内所。
貴重品を預けたり、係の人に何か聞きたいときはここで。
▽案内所の端に置かれたポット。
給湯室が近くになく、このお湯を使ってカップラーメンを食べている人が多かったです。
エントランスの脇にあるベンチスペース。
ベンチスペースは上の階にもありますが、以前のタイプのフェリーに比べると格段に少ないです。
▽船内のマップ
エントランスがある階が4階(4デッキ)、レストランや売店があるのが5階(5デッキ)、大浴場やスポーツルームがあるのが、6階です。
カフェ・軽食コーナー
エントランスの上の階、5階にあるカフェ。
食事は、カフェとレストランがあります。売店でもカップラーメンやパンが販売されていますよ。
▽カフェのメニュー。
ピザやカレーライス、うどんやそば、ライスバーガーなどの食事メニューに、ソフトクリームなどもありますね。
レストラン
▽こちらはレストランのメニュー。
バイキング形式ではないく、好きなものを選ぶセルフ形式のレストラン。
別のときに乗船したときは北海道グルメフェアが開催されていましたよ。
▽レストランの外観。
スポーツルーム
なんと、船内にはスポーツルームまでありました。ランニングマシーンなどを無料で利用することができます。
キッズルーム
こちらは、キッズルーム。壁が優しいピンク色と可愛らしい動物さんがあしらわれていますね。
売店
売店にはお土産のお菓子や加工食品等だけでなく、タオルや歯ブラシなど身の回りのものも販売されています。
酔い止めの薬もありますよ。(売店が営業時間外のときは案内所で購入することができます)
おみやげは、フェリーオリジナル商品だけでなく、寄港する場所のお土産がそろっています。北海道土産と新潟のお土産両方を買うことができますよ。買い忘れがあったときにも便利ですね。
フェリー内の施設の営業時間は案内板で確認!
▽サービス時間の案内の看板
フェリー内には、カフェやレストラン、売店がありますが、運行中ずっと空いているわけではありません。営業時間が区切られているので、利用したい場合は改めて確認しておくと安心ですよ。また、船が揺れているときは、お風呂やレストランは閉まることが多いです。
大浴場・露天風呂もあり!
フェリーのお風呂は一面が窓ガラスになっていて、大海原の絶景を見ながらのんびり入力できるので気持ちがいいです。
なんと、「あざれあ・らべんだあ」には露天風呂もありますよ!
これはすごい!
1回目に乗船したときは、悪天候で閉鎖されていましたが、2回目に乗船したときは露天風呂を楽しむことができました。心地よい風を受けて入るフェリーの露天風呂。すごいのはフェンスが、ガラス張りになっていること。見渡す限りの海を眺めながらのお風呂。
なかなか貴重な体験をしました。
ゲームルーム、カラオケルーム
アミューズボックス(カラオケボックス)なども。
デッキ
▽暖かく晴れた日は甲板に出ても気持ちが良さそう!
この日は揺れが激しいので甲板は閉鎖されていました。
船内あちらこちらにゴミ箱が設置されています。
客室の紹介
新日本海フェリー「あざれあ・らべんだあ」には、客室もいくつか種類があります。
- スイートルーム
- デラックスルームA
- ステートルームA(ツイン)、ステートルームA(和洋室)、ステートルームA(ウィズペットルーム)
- ツーリストS、ツーリストA、ツーリストC
我が家が利用したことがあるのは、ステートルームA(和洋室)とツーリストCです。
ステートルームA(和洋室)グループやファミリーにおすすめの個室
ツインベッド洋室タイプにカーペット敷きの和室スペースを備えた個室です。
ファミリーやグループ旅行におすすめ。定員4名です。
シャワー、洗浄機付トイレ、洗面所、テレビ(BS対応)、冷蔵庫、ロッカー
浴衣、バスタオル、フェイスタオル、リンスインシャンプー、ボディソープ、スリッパ、ポット、茶器セット、石鹸、ティッシュ、歯ブラシ、ドライヤー
母子4人で利用しましたが、広々と使えました。
ベットの奥には、カーペット敷きの和式スペースがあります。ソファベットが2台ありますね。
シャワールームやトイレもあります。気持ちがいい露天風呂付きの大浴場があるので、お部屋のシャワーは利用しませんでした。
窓もあり船旅ならではの景色を楽しむこともできます。
ツーリストC 一番お手頃価格なタイプの客室!
こちらが、一番お手頃価格のタイプの「ツーリストC」。
カプセルホテルのような感じでしょうか。カーテンでプライベートが守られた空間になっています。毛布、枕、シーツはついていましたよ。電源や荷物棚、ライトもありました。
わたしにとっては、快適なノマドスペースでした。
Wi-Fi は使える?
新造船フェリーはついに待望のFREEWi-Fiがついています。利用制限などがありますが、とてもうれしい!
車両甲板
乗船するときは、ドライバーのみで、同乗者は徒歩で乗船する必要がありますが、下船のときは同乗者も一緒に車で降りることができます。(※新日本海フェリーの場合)
車両甲板はフェリーが出港すると行くことができないので、車の中に忘れ物をしないように注意が必要です。
今回のしょうラヂオ。
新造船「あざれあ」を写真多めで紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
天気が良くないときは、外海に出る前に入浴してしまうのがおすすめですよ。(お風呂が閉鎖されてしまうので)
1回目はツーリストC、2回目は和洋室の個室を利用しました。
ツーリストCは、狭い空間がまるでテントのようで子どもも楽しかったようです。
個室はやはり安心感と、人の目を気にすることなくゆっくりと船旅を楽しむことができます。小さな子供連れのときは個室がおすすめですね!
全ての子連れお出かけファミリーにつぐ。
加えるのです、旅の移動の選択肢にフェリーを。マイカーに詰め込めば荷物の心配なし。子どもが泣き叫んでも逃げ場がある。移動がストレスから楽しみに!
なんと、未就学児は無料なのです!最高すぎる。
移動が憂うつな全ての子連れファミリーに伝われ! pic.twitter.com/tkTfBGTTFJ— しょう@しょうラヂオとキャンプ△の人 (@syoradio1) April 24, 2018
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