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北海道旅行!母子4人で1700キロ てっぺんと離島を目指す旅 その5 ついに利尻島へ!

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しょう
こんにちは。 子連れお出かけブロガーのしょう(@syoradio1)です。

北海道旅行の旅日記シリーズ第5弾!
「母子4人で1700キロ!てっぺんと離島を目指す旅」です。

ついに最北端の地の宗谷岬にたどり着き、道の駅に水族館、遊び場に白い道…と稚内をこれほどかというほど一日中満喫したのは前回の話

今回は、ついに旅の目的の一つ、離島へ!
とにかく、利尻富士がかっこよすぎました。

▽前回の旅日記はこちら

稚内のフェリーターミナルから利尻島へ

実は前日の夜まで、「利尻島と礼文島のどちらに行こうか?」、「日帰りでも利尻島と礼文島の両方に行けるかも」…と悩みに悩んでいました。

礼文島は6月の花の季節がやはりベストシーズンでしょうか?
利尻島に先に行って、もし行けたら、礼文島も行くというプランで動きました。

利尻島行きの朝一のフェリーは7時15分。

朝早くに、まだ眠そうな子どもたちを起こして、2泊したコテージを引き払い、稚内のフェリーターミナルへ向かいます。

あわせて読みたい

宿泊したコテージのアクセス、料金、設備や利用しての感想などはこちらの記事でたっぷりと紹介しています。

※運営している別ブログ「まいにちキャンプ!」にて紹介

稚内フェリー乗り場

▽そうそう、利尻島といえば、やっぱりこれですよね!
利尻島は白い恋人の故郷

北海道土産の定番の「白い恋人」のパッケージに描かれているまるでヨーロッパの山のような美しく白い山。これは、利尻島にそびえる利尻富士なのです。

フェリーターミナルのこの看板を見ただけで、テンションが上ります!

お願い、利尻富士よ見えてくれ…。実は、稚内に到着して数日立っていますが、空は晴れているのに、利尻富士がほとんど見えていない。

天気予報とにらめっこして、離島へ行く日を、稚内に到着してから決めました。
ほぼ無計画な旅なので、臨機応変に対応できるのがいいところ。

利尻島のあとに、礼文島行くこともあるかもしれないので、ここで購入したのは、片道の乗船券のみ。

フェリーの乗船券は予約することなく、当日の朝、フェリーターミナルで購入することができます。

天売島に焼尻島、奥尻島には行ったことがあるので、残された離島は利尻島と礼文島だけ。

▽稚内と利尻島・礼文島を結ぶハートランドフェリー

稚内と利尻島を結ぶフェリー

▽フェリー船内の様子

稚内と利尻島のフェリーの船内

 

椅子の席の他に、小上がりのようなスペースもあり、子どもたちはここでごろごろ。朝早く起こされて眠いよね…。

▽朝焼けに薄っすらと染まる稚内港をあとにいざ利尻島を目指します!

フェリーから稚内をのぞむ

稚内港から利尻島まではフェリーで約1時間40分ほど。

 

進行方向に見えてきたのは、

利尻島!

利尻島にそびえる利尻富士!!かっこよすぎる!

利尻島のピーク

ピークまではっきりと見えます。きっとまさにこの瞬間に登頂している人もいるはずっ。利尻富士の圧倒的な存在感。フェリーからうっとりと島を眺めて時を過ごしました。

利尻島へ上陸!島一周の観光ツアーに申し込み!

実は、島に上陸してからのプランも直前まで悩んでいました。

  • レンタカーを借りる
  • 路線バスを利用する
  • 観光ツアーに参加する

選択肢は、この3つでしたが、レンタカーはすでに予約でいっぱいの上、めちゃくちゃ値段が高い。離島料金です。路線バスも1~2時間に1本など、あまり走っていない上に、バスの賃料も高い!時間を合わせるのが、大変そう。

あれこれ考えて、利尻島に上陸してすぐに、観光ツアーに申し込みました。バスで観光スポットを巡り島を1周するツアーです。

当日に空きがあれば観光ツアーはその場で申し込めますが、事前の予約が安心ですね。稚内港のフェリーターミナルか電話でも予約はできます。

▽あわてて申し込んだ定期観光バスのツアー。利尻島のフェリーターミナルの案内所で申し込みました。

利尻島のフェリー乗り場案内所

ちなみに定期観光バスの利尻島のコースは2種類あり、選んだコースは観光スポットを巡ながら利尻島を一周するもの。

所要時間は3時間半ほどで、料金は、大人3,300円、子ども1,900円でした。

▽夏休みのハイシーズンだからか、観光バスは2台体制。

利尻島の観光バス

気温は、23℃と涼しいはずなのに、日差しが肌に刺さるように痛い!バスガイドさんに教えてもらいましたが、利尻島の紫外線の量は、本州に比べて3倍ほど多いそうです。なんとも、日差しが強く感じるはずです。

日焼け対策グッツ、必要です。

観光バスのすばらしさ!まずは、姫沼

無事に観光バスに乗り込み一安心。なんて楽ちんなんだろう。
子ども3人連れ、路線バスを待ち続けるのは無理でした。駆け込みでツアーに申し込んで良かった!しかも、ガイドさんのいろいろな話を聞けるのも面白い。子どもたちも楽しそうにバスに揺られ、話を聞いてました。

バスに乗って5分ほどで最初の目的地に到着。姫沼です。

利尻島 姫沼

自然豊かな姫沼ごしに利尻富士を眺めることができ、沼に映る逆さ富士は絶景…?

姫沼から利尻島をのぞむ

あれ、さっきまで見えていた利尻富士の頂上付近が雲に覆われている!

気を取り直して、沼の周りの木道をぐるりと一周。

利尻島の草花

 

利尻郷土資料館 106年ぶりに利尻島に熊が上陸!

「さぁ、今年の夏は北海道だ!利尻島に行きたい!」と決めたときに、衝撃的なニュースを耳にしました。利尻島に106年ぶりに熊が上陸。しかも、20キロも泳いで島に渡ったらしいとのこと。

熊は誰も目撃していませんが、カメラに写りこみ、足跡などの痕跡だけがあり、確実にいるようです。

姫沼の次に訪れた「利尻郷土資料館」では、106年前に利尻島で熊を捕獲したときの写真も展示されていました。

▽外装工事中でしたが、可愛らしい洋館風の建物

利尻町立博物館

以前は、利尻島には鬼脇村という村がありましたが、この建物は「鬼脇村」の役所だったそうです。それにしても、鬼脇村という名前、なんだか怖そう…。

▽資料館には利尻島の自然や動植物について多く展示されていました

利尻町立博物館の展示

▽106年前に捕獲したヒグマの写真が残っています

利尻島に熊が上陸

泳いでやってきたと言われる熊さん、今はどこにいるんでしょうかね…?

ガイドブックなどには、決まって「利尻島にはヒグマがいないから安心」という記述がありますが、これも訂正しないと…。(島のあちこちにはヒグマ上陸につき注意をうながす掲示がありました!)

白い恋人のあの場所「オタトマリ沼」へ!

北海道を代表するおみやげ、石屋製菓の「白い恋人」のパッケージに採用されている場所でもある「オタトマリ沼」。私たちが訪れた直後(2018年8月上旬)には、天皇陛下も訪問され、散策された場所でもあります。

▽雲で利尻島の上半分が隠れていまが、なんとも神秘的な光景。

オタトマリ沼

沼に映る雲に隠れた逆さ利尻富士を楽しみましょう。

オタトマリ沼には観光バスがたくさんとまり、多くの観光客で賑わっていました。お土産屋さんが立ち並び、美味しそうなものがたくさん!

ガイドさんが「ウニを食べるならここ!」と言っていたので、限られた時間内で、たくさんの美味しいものを頬張ります。

生うに、焼きうに、焼きホタテ!

利尻島のうに

利尻島の乳製品といえば、「ミルピル」

ミルピル

焼くことで甘みが引き立ったとろけるように美味しかった焼きウニ。

やきうにも美味しい

とっても高価な利尻島のうにを、娘と取り合いながらいただきました。

最後に、ソフトクリームまで食べて、お腹いっぱい!
美味しいものをいろいろと食べ比べするなら、オタトマリ沼の売店がおすすめです。

アザラシがいる岬ととろろ昆布を頬張る娘たち

さて、まだツアーは続きます。この日は利尻島では、珍しい暑さで(といっても、30℃はありません)。強い日差しを浴びながらあちこち散策し、わたしも子どももだいぶ疲れてきました。

最後の立ち寄りスポットは、あざらしがいる仙法志御崎公園(せんぽうしみさきこうえん)。

アザラシがいるみさき

アザラシがいると言っても、野生のアザラシではなく、稚内のノシャップ岬にあるノシャップ寒流水族館から毎年連れて来ているそう。昨日訪れた水族館ですね。

アザラシ

囲いの中にアザラシがいます。

アザラシの餌やり体験をすることもできます。昨日の水族館に続き、まさかの2日連続でアザラシへの餌やり体験。

利尻島で飼われているアザラシ

仙法志御崎公園の向かい側には昆布やとろろ昆布のお土産屋さんがあります。

とろろ昆布や利尻昆布を買いたいならここがおすすめ!娘二人はなぜかとろろ昆布が大好きで、ツアーのお土産にと、ガイドさんからもらったとろろ昆布に大はしゃぎ。

娘たちは、わたしが見てないところでもらったとろろ昆布の封をやぶり、バスの中、フェリーの中でちまちまと、とろろ昆布をつまみ食べていました。まさかのおやつ感覚?
そのまま食べるのはちょっと違うような…。

車窓からの景色も楽しみ、ツアー終了!

神社や人面岩、寝熊の岩などの景色は車窓から。

利尻島の神社

ツアーも終わりに近づいた頃、やっと利尻富士のピークまできれいに見えてきました!

▽車窓からのぞむ利尻富士。

バスからのぞむ利尻富士

ガイドさんの話も楽しく、景色と美味しいものを堪能し、お土産も買えて、大満足なツアーでした。駆け込みでツアーに申し込んでよかった!

フェリーターミナル内でランチ!ただただ絶景

ツアーを終えて、フェリーターミナルまで戻ってきたのはちょうどお昼すぎの時間。

お昼ご飯に、ウニ丼を食べるという選択肢もありましたが、子どもたちが大好きなハンバーグもあるお店へ。

フェリーターミナル内のお店ですが、絶景がすぎる!一面ガラス張りの窓から望むのは、利尻富士に青い空と海。

フェリーターミナルでランチ フェリー

▽半個室のような小上がりの席もあり、子連れでも安心ですね。

小上がりあり

疲れ切ってグタグタしている子どもたち。

▽私が食べた「スパイシータコカレー」

タコ入りカレーが美味しい

疲れた体にスパイスがよく効いたカレーが美味しいこと。

さよなら利尻島!利尻富士がかっこいい!

このあと、礼文島へ行き、観光をするという選択肢もありましたが、もう心もお腹もいっぱいでした。大満足!

礼文島は次回への楽しみにとっておきます。

▽帰りのフェリーから望む利尻富士。

帰りの船から利尻島

何度もいうけど、本当にかっこいい!

 

大満喫の利尻島

今回の旅日記

島で暮らすのは大変なのかもしれないけれども、少し不便なぐらいがちょうどいい。選択肢もたくさんなくていい。なんて、思ってしまいました。

離島には、島だけの独特の雰囲気、流れる時間がありますよね。
今回は駆け足での観光でしたが、今回は行けなかった礼文島を訪れるときはなるべくゆっくりと滞在して、島の時間を感じたいです。

子どもを連れてかなり強行プランでしたが、利尻島まで訪れることができてよかった。
威風堂々とそびえ立つ利尻富士を間近に見て、ものすごいパワーを貰って帰ってきたような気分になっています。

さて、今夜は稚内で素泊まりの宿に1泊。
夜はセコマ(北海道のローカルコンビニ)パーティーを楽しみました。

明日から札幌を目指して南下!道中ガソリンがピンチになったりしますが、頑張るぞ!

▽続きの旅日記はこちらから

北海道の旅 母子4人で1700キロ 最北端と離島を目指す旅行記シリーズ

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