日本最北端にある水族館「ノシャップ寒流水族館」。北海道の稚内市のノシャップ岬にあります。
水族館への入館者数は日本全国で最下位という記録もある水族館ですが、北の海ならではの展示は充実。「崖の上のポニョ」のポニョのモデルともなった「フウセンウオ」に会うことができますよ。
隣接している科学館にも入館ができて、入館料は大人500円(小中学生100円)。稚内駅から車で10分ほでアクセスもよく、夕日が美しいノシャップ岬へ訪れるときの立ち寄りスポットにもぴったり。
この水族館には、「北海道旅行!母子4人1700キロの旅」で訪れました。
ノシャップ寒流水族館の割引クーポン情報や、訪れたら絶対に見逃せないポイント、実際に訪れての感想を紹介します。
- ノシャップ寒流水族館の料金とクーポン情報・安く入場する方法まとめ
- ノシャップ寒流水族館のアクセスや営業時間などの基本情報
- 見どころや訪れての感想
- おすすめのお土産情報など
- 一緒に訪れたいスポットや、カフェ・レストラン、宿の情報も
ノシャップ寒流水族館とは?
紹介する「ノシャップ寒流水族館」は北海道の稚内市にある日本最北端の水族館。
ノシャップ岬がある場所にノシャップ岬寒流水族館もあります。隣には、稚内市青少年科学館もあり、水族館の入館料で共通で入場することができます。ノシャップ岬は美しい夕日を見られる場所として、人気の観光スポットの一つです。
ノシャップ寒流水族館では、北方系の生き物を中心に100種約1,500点が展示されています。
水量90トンの回遊水槽は「まぼろしの魚」といわれるイトウをはじめ、ソイ、カレイ、ホッケ、オオカミウオなどの魚群がさまざまな生態をみせながら泳ぎ回っていますよ。
一番のみどころはやはり「フウセンウオ」。「崖の上のポニョ」のポニョのモデルとも言われるフウセンウオの可愛らしい姿を見ることができます。
ノシャップ寒流水族館の場所・アクセス 駐車場は?
ノシャップ寒流水族館の場所とアクセスは以下の通り。
▽ノシャップ寒流水族館の場所(MAP)
- バスの場合:JR稚内駅より宗谷バスで「ノシャップ」行きに乗車、「ノシャップ」で下車(所要時間15分)から徒歩5分
- 車・タクシーの場合:JR稚内駅よりノシャップ岬へ約10分
▽稚内駅からノシャップ寒流水族館まで車で約10分ほど
ノシャップ寒流水族館の入園料金・年間パスポート料金
ノシャップ寒流水族館の入園料金はこちら。ノシャップ寒流水族館の入館料で、隣接している稚内市青少年科学館にも入館できます。
- 大人(高校生を含む)…500円
- 小中学生…100円
- 未就学児無料
年間パスポートもありますよ。年間パスは以下の通り。
- 大人:1,000円
- 小中学生:300円
※稚内市青少年科学館にも入館可能
年間パスポートは、3回以上訪れる場合はお得になる料金ですね。
ノシャップ寒流水族館のクーポン情報 安く入場する方法
ノシャップ寒流水族館の割引クーポンは現在ありません。
ただし、北海道の提携動物園・水族館の年間パスポートをもしもっていたら、割引を受けることができますよ。
北海道の提携動物園・水族館の年間パスポート提示による割引
北海道の提携先の他の動物園・水族館の年間パスポートの提示で、入館料金が大人400円、小中学生80円に割引になります。
提携動物園・水族館は以下の通り(以下の施設の年間パスポート提示でノシャップ寒流水族館の入館料が割引)
- 札幌市円山動物園
- 旭川市旭山動物園
- おびひろ動物園
- 釧路市動物園
- 小樽水族館
- サンピアザ水族館
- 登別マリンパークニクス
- サケのふるさと 千歳水族館
ノシャップ寒流水族館の営業時間・定休日などの基本情報
ノシャップ寒流水族館の営業時間などの基本情報です。
- 住所:稚内市ノシャップ2丁目2番16号
- 開館期間:夏期間…4月28日~10月31日、冬期間(11月1日~11月30日、2月1日~3月31日)
※1月26日~1月31日は、臨時開館
- 営業時間:夏期間…午前9時から午後5時(ただし、入館は午後4時40分まで)、冬期間…午前10時から午後4時(ただし、入館は午後3時40分まで)
- 休館日:4月1日~4月27日、12月1日~翌年1月25日(整備休館)
- 公式サイトはこちら
ノシャップ寒流水族館の見どころはここ! ポニョのモデルの「フウセンウオ」がかわいい!
実際に、ノシャップ寒流水族館に行ってきたので、見どころを中心に紹介します。
ノシャップ岬にたつ灯台は稚内灯台。高さは43メートルで北海道で一番高い灯台ですよ。日本でも2番めの高さ。
青い空に朱と白の灯台がはえる!記念撮影にもぴったりです。
▽こちらは、美しい夕日を見ることができるノシャップ岬。イルカのモニュメントがかわいいですね。
灯台やノシャップ岬はノシャップ寒流水族館のとなりにあるので、一緒に訪れることができます。
水族館の建物の壁に、本日の日の入りの時間が掲示されていました。
▽ノシャップ寒流水族館の外観
屋外にはゴマフアザラシやペンギンが展示されています。
アザラシは魚のエサ代を購入して餌やり体験をすることができます。
餌をまち、立ち上がるアザラシ。
かわいらしい外見とは裏腹に、低音の唸るような声を出していました。「餌を早くくれ!」と言ってるように聞こえます。
アザラシとペンギンは食事タイムやショーも楽しめますよ。
館内は手づくり感があふれるような雰囲気ですね。
大きな水槽はあまりありませんが、工夫がある展示で見ていて面白い。
▽クリオネ
水量90トンの回遊水槽では幻の魚ともいわれる「イトウ」も展示されています。
イトウだけでなく、ソイ、カレイ、ホッケ、オオカミウオなどの魚群がさまざまな生態をみせながら泳ぎ回っています。
▽水槽ごとに手書きの説明やイラストがたくさん。
▽タッチプールでは磯の生き物たちと触れ合うこともできます。
▽こちらが、「崖の上のポニョ」のポニョのモデルともなったフウセンウオの展示コーナー。
カラフルな水槽のなかには、あいらしいフウセンウオが泳いでいました。
フウセンウオはその可愛らしい姿から写真集まで発売されています。写真集の監修はここのノシャップ寒流水族館です。
こちらは、「つり体験」。カニ釣りを楽しむことができます。
「やった!カニさんが釣れたよ!」
水族館の入館料で、隣の稚内市青少年科学館にも入ることができます。青少年科学館には、南極観測の資料や樺太犬タロ・ジロの資料が沢山展示されていましたよ。南極物語、懐かしいです。
ノシャップ寒流水族館 おすすめのお土産はこれ!
ノシャップ寒流水族館にはおみやげショップがありませんでした。
稚内市のお土産は、稚内駅に併設されている「道の駅わっかない」で揃えることができますよ!
実際にノシャップ寒流水族館に訪れての感想・口コミ
小さな水族館ですが、アザラシの餌やり、タッチプールやカニ釣り体験など、子どもたちは大喜び。かわいいフウセンウオは本当にポニョの雰囲気がありましたよ。
水槽ごとにある手書きのパネルや周りを飾るカラフルな展示で一つ一つじっくりと見るのも楽しかったです。
所要時間は、水族館だけなら30分〜1時間、青少年科学館も一緒に訪れるなら1時間〜3時間ぐらい。青少年科学館は体験型の展示もあり子どもは何時間もいられそうな雰囲気でした。
ノシャップ岬や灯台といっしょにぜひ立ち寄りたい最北端の水族館です。
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