こんにちは。札幌のブロガー、しょう(@syoradio1)です。
札幌で冬の一番のイベントといえば、「さっぽろ雪まつり」。
道内だけでなく、日本全国各地や海外から毎年200万人を超える観光客が訪れます。
札幌市民だとわざわざ行かない方も多いようですが、わたしは北海道に住んで10年、ほぼ欠かさず毎年のように足を運んでいます。
それは美しい雪像を見るのが好きだからです。近年では、大通り会場で夜に実施される雪像に映し出されるプロジェクションマッピングが見事です。
今回は雪まつりを楽しむためのおすすめの服装を紹介します。
冬の北海道、本州とは別世界ですよーー!
ポイントその1:2月の札幌は一年で一番寒い!平均気温でマイナスの世界
2月の札幌は一年で一番寒い時期です。
ライトアップやプロジェクションマッピングを楽しめる夜は特に冷えます。寒さ対策が必須ですね。
実際にどのくらい寒いの?
2015年の2月上旬の平均気温はマイナス3℃ほどでした。
2014年の雪まつり期間中には、最高気温でマイナス6℃、最低気温でマイナス14℃という日もあります。
最高気温で-6℃ですよ!!想像できますか??
鼻水が凍りつくぐらいの寒さです。
2,019年には雪まつりの期間中に大寒波が訪れて、最高気温がマイナス10度という日も!マイナス10℃以下になると、寒いというよりは顔など外気に触れる部分が痛いという感覚になります。
しかし、寒すぎる日ばかりではありません。雪像が解けてしまうほど暖かく、雪まつり泣かせな年も過去には度々あります。
暖かい分には雪まつりを見て回り楽しむ分には快適でOK!ですが、まずは寒さ対策をしっかりすることが大切ですね。
ポイント2:おすすめの服装はこれ!もこもこ重ね着より手足と頭を暖かく!
服装は、ヒートテックのインナーやシャツに、セーター、厚手のコートが必須アイテムです。
重ね着をして、もこもこになることはわりとだれでも思いつくことですが、それよりも重要なことがあります。
それは、手足と頭を暖かくすることです。
寒いときは、確実に手足などの体の末端から冷えていきます。美しい雪像を前にしても手が冷えたら外にただ立っているだけで苦行になります。
厚手の手袋に、帽子やマフラー、厚手の靴下(靴下2枚重ねやカイロの利用もいいですね)など、手足と頭を暖かくすることを対策してください。
耳が出ている帽子だと、耳が冷えて痛くなります。耳が隠れる帽子かイヤーマフ(耳あて)があるとさらに安心です。
最近では、ユニクロや無印良品でも探しずらいメンズ用もそろっています。
●赤ちゃんやキッズ用で人気のニットキャップ。すっぽり耳まで覆えるので安心感があります。デザインもかわいい!
さらに、スマホで写真を撮りたいときに、わざわざ手袋を脱いで素手になっていたら、かなりしばれます。(※しばれるは北海道弁で「すごく寒い!」の意)
写真をスマホでたくさん撮るのなら、スマホ対応の手袋が一枚あるといいですね。
スキーなどのウィンタースポーツ用の手袋やネックウォーマー、帽子を持っている方は、ウィンタースポーツ用を着用するのをおすすめします。やはりウィンタースポーツ用はいざという時の防寒度合いが全く違います。
●子ども用でお手頃価格で人気の手袋:ミトンタイプ デザインが豊富なのも嬉しいポイント
●子ども用でお手頃価格で人気の手袋:5本指タイプ
●雪遊び用のスノーミトン…とにかくデザインが豊富です!
ポイント3:子どもの服装はどうすればいい?スキーウェアがベスト!
子どもの場合は、持っていたらスキーウェアかつなぎをおすすめします。
小さな子は体が冷えやすいので、靴下や手袋、帽子や耳あてなどにも特に気を配ってください。つなぎだと多少転んでも安心感があります。
暖かい格好で無理をしないことが楽しむポイントです。
●子ども用のつなぎ(スキーウェア、ジャンプスーツ)
●AMAZONで高レビューのスキーウェア
●お手軽価格でつなぎタイプで人気の商品。デザインが豊富なのが人気のポイント
ポイント4:靴はどうすればいい??心配な場合は、滑り止めの購入を
この時期の札幌の路面は、「ここはスケートリンクですか?」
というぐらいにツルツルになる日があります。雪まつり会場はたくさんの人が歩き、雪は踏み固められ、さらに滑りやすくなっています。
雪道を歩くのは慣れていないと非常に怖いです。ペンギンのような歩きしかできません。冬靴でないとツルツル路面を歩くのは非常に厳しいです。
靴の裏側に溝がついている冬用の靴を絶対におすすめします。
「そんな靴持ってない!」
という方もご安心を。
靴の上から装着できる「靴用の滑り止め」が札幌では普通に売っています。1000円ぐらいの値段で、地下鉄駅やJRの売店でも購入できます。
心配な方は、事前に購入しておくと安心です。
おすすめの「靴用の滑り止め」
●Mサイズ:約21~23.5cmの靴用
●Lサイズ:約24~27.5cmの靴用
●子ども用のおすすめはこれ
子ども用の靴に付ける滑り止めはほとんどないです。
でも、旅行のためにわざわざ冬靴を買うのはもったいないですよね。
そんなときにおすすめするのは2wayタイプのブーツです。
もこもこフワフワのインナーがついていて、取り外し可能です。インナーを取りはずせば、レインブーツとして使用することができます。雪国から帰っても普通に長靴として利用できるので、お得感があります。
クロックスのブーツは防寒にもすぐれ、普段も履いていてオシャレなのがいいですね。
ポイント5:ベビーカーは基本的に使えません
街中など除雪がきっちりされていて、わりと雪道でも平らなところではベビーカーが使えそうな雰囲気がありますが、基本的には無理です。
ひとたび雪道にでれば、雪でこぼこしていたり、雪がぬかるんでいたりで、進めません。
さらに、雪まつり会場内は非常に混雑するので、ベビーカーだと何かと不便です。
赤ちゃんは抱っこがベストです。寒さの面でも、抱っこのほうが赤ちゃんも冷えずらいです。
寒いときの抱っこは、ママコートがあると便利ですね。
ちなみに、冬の札幌では近所のスーパーや公園に行くときの移動手段として、幼児をそりに乗せてひっぱって連れて行きます。札幌でこの光景をはじめてみたときに衝撃を受けました。
ベビーカーが使えない雪国だからこその可愛い日常です。
ポイント6:つどーむ会場で滑り台を楽しみたいときは大人もスキーウェアが必要
つどーむ会場でそり滑り、チューブ滑りを楽しみたいときは、大人もスキーウェアが必要です。
子どもが一人で滑れる年齢で、保護者は見守るだけの場合は大人はスキーウェアを着ていなくても大丈夫です。
人気のそり滑りなど待ち時間も考えて、使い捨てカイロがあると安心です。
ポイント7:防寒対策と同じくらい紫外線対策を!
雪が降り積もった日にお天気がいいと、まぶしくて目が開けられないほどです。実は、雪に反射する紫外線の量がとてもすごいのです。
スキーをしなくても、雪遊びのときにはサングラスやゴーグルで目を守ることをおすすめします。特にお子様は日焼け止めとともにぜひ!
詳細はこちらの記事でも紹介しています。
ポイント8:服装と同じくらい重要なのは、無理のない計画
雪まつり会場は、大通り会場、つどーむ会場、すすきの会場と3つにわかれ、全部を回りきるのは大変です。
大通り会場も、会場となっている西1丁目から西12丁目までは距離にして約1.5キロ。端から端までくまなく回ろうとすると気合が必要です。
子ども連れの場合のときはとくに、どの雪像を見たいか、どんな体験をしたいかを事前に考え、的を絞ってピンポイントで見学するのも手です。
今回のしょうラジオ。
今回は、さっぽろ雪まつりを楽しむための注意点をまとめてみました。
寒さ対策を訪れる前にしておくと気持ちも安心、よりいっそう楽しめると思います。
せっかくの雪まつり、楽しい思い出たくさん、参考になれば嬉しいです。
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