工事による休館のお知らせ
地下鉄高架部(橋脚)の補修工事を行うこととなり、これに伴い、交通資料館を当分の間、全面休館しています(屋内展示場及び屋外の車両展示場の両方です)
- 休館期間:平成29年10月1日(日曜日)~平成34年度以降(予定)
こんにちは。しょう(@syoradio1)です。
ついに行ってきました!!『 札幌市交通資料館 』。
しょうラヂオ。の人気記事に「札幌 屋内の無料の子連れスポット 14選!雨でも雪でもOK!」がありますが、この記事でとりあげながら、訪れることができていなかった場所なのです。
じつは、内心はあまり期待していなかった(失礼すぎ!!)のですが、いい意味で予想を裏切られ、帰り道のテンションが親子で高かったこと!
「ササラ電車に会えたー!」「なまらかっこいい!」
・・・。
さっそく紹介します。
札幌市交通資料館とは?
交通資料館は、札幌市の南区真駒内にあり、入館無料の施設。地下鉄南北線の「自衛隊前」駅からすぐの場所にあります。
電車などが好きな本物のマニアの方から、電車やバスなどの乗り物に興味を持ち始めた小さな子どもも楽しめる場所です。展示は、屋内と屋外に分かれています。
屋外には、バスや路面電車などの車両が大胆にもそのまま展示されていて、電車に乗ったり下りたり、運転席に座ったりと、ちょっとしたごっこ遊びが楽しめる展示になっています。
地下鉄(といいつつ、この場所では地上を走っています)南北線の高架下に交通資料館はあります。
札幌市交通資料館 屋内の展示
まずは、屋内の展示から見学スタート!
入口にすぐのところにスタンプラリーの用紙があります。子どもはきっと好きですよね。(はい、大人ですがわたしも大好きです)
スタンプラリーのスタンプはかわいくて、展示されている車両の形。スタンプの場所を子どもたちだけで探しやすくて、楽しめるスタンプラリーでした。
屋内の展示(入口から写真を撮ったところ)はこんな雰囲気。
記念撮影用に子どもサイズの制服があり、記念撮影用のパネルがあり、地下鉄の運転席の体験や、電車が走っている模型があります。おおっ、これは子どもが喜びそうな場所だ!
さっそく着替えるわが子たち。
記念撮影用のパネルで写真を撮って。
札幌市青少年科学館にもある地下鉄の運転士の体験。
隣にモニターがあり、地下鉄が走って駅に停車する様子がうつっているので、子どもたちは本気の運転を見せていました。(なお、モニターの映像と運転席の操作は関係がない模様…)
さらにはプラレールのように電車が走っている模型と、運転を操作できるレバーもありました。
奥のほうへ進むと、なんともマニアックな空間が広がっていました。
札幌市の交通の歴史がわかる写真や、車両の部品、切手などの展示がずらりと並んでいます。
なぜか、子どもたちは謎のレバーのような部品に反応して、
「これ、すごっ!」「こっちが新しいやつだ!」「さすが、よくなっている!!」
と勝手な会話を繰り広げていました。
こういう子どもたちの会話を一歩下がったところで聞いていると本当に面白かったりします。
自分では考えもつかないようなハッとさせられるような発想や気づきがあって、変なポイントで感心したり。子どもの世界って素晴らしい!
札幌市の地下鉄はゴムタイヤです。
札幌に住み始めた当初はとても驚きました。
地下鉄が近づいてくると、「ピョンピュンピョーンピュン!!」と擬音化できないような何とも不思議な音がするんですよ。ゴムタイヤの地下鉄特有の音なのです。
館内の『子連れファミリー:鉄道好きの方』の割合は、7:3ぐらいでした。(これこそ勝手すぎる推測!)
子連れファミリーも、鉄ちゃんも鉄子も楽しめる場所なんだなぁと実感。
どちらかといえば しょう はオタク性質なので、鉄ちゃんのような深い趣味がある方は素晴らしいなぁと思っています。(といきなりなんの告白だ!!)
札幌市交通資料館 屋外の展示
さてさて、つづいては屋外の展示場へ向かいます。
資料館前はちょっとしたスペースがあり、ベンチやテーブルと椅子があります。
持参したおやつや飲み物で、休憩するのにもいいですね。
バスや地下鉄、路面電車の車両が大胆にもそのまま展示されています。
なんだか懐かしさを感じるようなレトロなバスたち。
自由に乗ったり降りたりできるのも魅力の一つ。
運転席に座ったり。
乗客を演じたり。
乗ったり降りたり忙しいですが、子どもたちのごっこ遊びが続きます。
そして、一番テンションが上がったのがこの車両。
そうです、札幌や函館の冬の風物詩ともいえる「ササラ電車」。
札幌市電と函館市電で積雪期に運行される除雪用の車両のことで、ササラとは竹製のブラシのことをさします。
ササラ電車の初出動の様子は必ずニュースで取り上げられますよね。冬の訪れと共に雪かきの日々の幕開けを告げる冬の便りです。
ササラ電車の正式名称は『ロータリーブルーム式電動除雪車』だそうです。難しいので、初見の方は「ササラ電車」と覚えておきましょう。これ、テストに出ますよ。
ん?
百選ということは、さっぽろ・ふるさと文化に認定されているものが、あと99こあるということですね。札幌市民たるものとってもに気になります。
スタンプラリーの完走賞にオリジナルのマグネットをいただきました。
景品付きのスタンプラリー、素晴らしいです。
札幌市交通資料館 アクセス、開館日などの詳細情報
- 住所:札幌市南区真駒内東町1丁目
- 開館日:毎年5月~9月までの土・日・祝日と、札幌市内の小学校の夏休み期間中の毎日
- 開館時間:10時から16時まで
- 入館料:無料
- 駐車場なし(有料のパーキングも近くにはないので地下鉄の利用をおすすめします!)
- アクセス:地下鉄南北線「自衛隊前駅」南側シェルター下 「自衛隊前駅」下車すぐ
- 公式サイト
今回のしょうラヂオ。
今回は、札幌市交通資料館を紹介しました。開館日が土日と夏休み限定なので、出かける前にチェックをしてくださいね。
水道記念館に下水道記念館、札幌市民防災センターなど、無料で楽しみながら学べるスポットがたくさんある札幌市の子どもたちは恵まれているなぁと思います。
『男の子=乗り物好き』という先入観や固定観念は捨てて、女の子でもぜひ!うちの姉妹は兄とともに、楽しんでいました。
お出かけの参考になれば嬉しいです。
札幌からしょう(@syoradio1)がお届けしました。
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