札幌市白石区にある『札幌市民防災センター』は、地震体験コーナーや消火体験コーナーがあり、模擬体験を通して、防火・防災を子供といっしょに学ぶことができる施設です。予約は不要で入館も無料ですよ。駐車場もあります。
館内にははしご消防自動車が展示されており、運転席に乗ることもできるので、車がすきな子にもぴったりの施設。屋内なので、雨や雪など天気が悪いお出かけ先にもおすすめですよ。
- 札幌市民防災センターとは?
- 札幌市民防災センターのアクセス・地図、駐車場などの基本情報
- 見学内容
- 実際に訪れての感想・口コミ
札幌市民防災センターとは?アクセス・地図、駐車場などの基本情報
札幌市民防災センターは、札幌市白石区の南郷通沿いの消防署に併設されている施設。
入館は無料で、予約も不要。災害の疑似体験を通して、防災や防火を子供といっしょに学ぶことができる場所です。煙を充満させた2階建ての建物内からの避難する体験や、映像を交えた防風体験などはかなりリアルでいざというときの知識を身をもって学ぶことができますよ。
館内にははしご車もあり、運転席にのって記念撮影もできるので、はたらくくるまが好きな子どもにもおすすめのスポットです。
札幌市民防災センターのアクセスや地図、駐車場などの基本情報
札幌市民防災センターのアクセスや地図、開館時間などの基本情報は以下のとおりです。
- 住所:北海道札幌市白石区南郷通6北
- 地下鉄の場合のアクセス:札幌市営地下鉄南郷7丁目駅1番出口から徒歩3分
- 車の場合のアクセス:札幌駅から車で約25分
- 駐車場あり(10台)
▽地図
▽札幌駅から車で約25分
- 開館時間:9時30分から16時30分まで
- 入場料:無料
- 休館日:年末年始(12月29日~翌年1月3日)※機器の保守点検による臨時休館もあり
- 駐車場あり(10台)
- アクセス、行き方:札幌市営地下鉄南郷7丁目駅1番出口から徒歩3分
- 電話:011-861-1211
- 公式サイト
- 飲食物の持ち込み:不可
- レストラン・カフェや売店:なし
- 自動販売機:あり
- おむつ交換台・授乳室あり
- コインロッカーあり
- ベビーカーのまま入館可
- 対象:幼児から大人まで
- 雨・雪の日でもOK
札幌市民防災センターの見学内容!疑似体験がすごい!
札幌市民防災センターは、白石区の消防署に併設されています。
災害に対するさまざまな体験コーナーを通して、防災知識や、災害のときの行動を学ぶことができます。
入館して初めに、インフォメーションセンターで受付をします。
入館料はかかりません。
受付で、子どもはスタンプラリーの用紙がもらえます。
スタンプを全部集めても何かがもらえるわけではありませんが、子どもは(うちの場合は大人も)スタンプ大好きですよね。用紙を片手に館内を回ります。
スタンプラリーは、幼児と小学生用で台紙が異なります。小学生用は裏面が「ワークシート」と「家族防災会議チェックシート」になっています。
家に帰ってから、お家の人と自分のうちの防災の備えや避難場所などを確認し、書き込める用紙になっています。
自由研究のテーマにもなりそうですね。
体験その1:はしご車にのってみよう!
平成14年末までに実際に活躍していたはしご車がそのまま展示されています。
子ども用のヘルメットや防火服を着て記念撮影もできます。
はしご車の運転席に座り、スイッチを操作し、ライトを点滅させたり、サイレンをならすこともできます。運転席に入ってわかりましたが、はしご車はとても大きいです。運転席の中も広く、席からの景色がとても高くて、驚きました。
たくさんのボタンや操作レバーもあり、親子で興味津々でした。
運転席のほかに、はしごの操作レバーをさわることができます。
実際にはしごを動かすことはできませんが、今まで見たこともなかったのでとても興味深かったです。
体験その2:地震体験コーナー
弱い地震から震度の強い地震まで震度を選ぶことができ、実際にその揺れの大きさを体験することができるコーナーです。
地震体験コーナーでは、ただ地震の揺れを体験するだけでなく、日常生活の中で地震がおきたらどう行動すべきか?ということが体感できます。
体験をする部屋ではソファに座りテレビ画面を見ます。
テレビでは普通のニュースが流れていますが、テレビと部屋にあるスマホから「緊急地震速報」のアラーム音と速報が流れます。
その後、地震が発生したという想定で部屋が揺れます。
部屋には、ブレーカー、ガスコンロ、ストーブがついていて(ついているという想定)、スイッチもあります。
わたしは、緊急地震速報が流れてすぐに、席を立ち、ブレーカーを切ったり、ガスコンロと暖房のスイッチを消しに走りましたが、この行動はよい行動とは言い切れないみたいです。
ストーブもガスコンロも自動で消える装置がついているので、まずは身を守る行動をとるべきだそうです。勉強になりました。
- 逃げるときどうすべきか?
- 普段、家でどういう備えをしているか?
など、地震体験を通して、施設の方とお話しすることができました。
幼稚園や小学校で避難訓練をしたばっかりの娘と息子も得意げに答えていました。
普段の防災の備えや地震が起きたときの行動などを見直すいいきっかけになりました。
体験その3:風速体験コーナー
風の強さを体験することができるコーナーです。
風の強さは、風速10、20、30mから選ぶことができます。
映像がある部屋に入り、大人も子供も3Dメガネをかけて体験します。
実際に風がふき、映像からはさまざまなものが飛ばされてこちらに飛んできます。(飛んでくるように見えます)
風速20mを体験しましたが、前を向けないぐらいの風の強さでした。
風が強いときは、不要不急の外出を避けるということを身をもって体験できました。
体験その4:消火体験コーナー
対象:小学4年生以上から
スクリーンに映し出された火事の映像に向けて、消火器を発射し、消化の体験ができるコーナーです。消火器の使い方を学ぶことができます。
体験その5:災害バーチャル体験コーナー
津波や土砂災害などの災害を迫力ある3D映像で体験することができます。映像だけでなく光や風による演出でよりリアルに災害を感じることができます。
幼児向けの2D映画もあります。
災害体験にはまだ怖い年齢の子どもは、こちらで防災のことを学ぶのがよさそうですね。
体験その6:救急体験コーナー
対象:小学4年生以上
AEDを使って、心肺蘇生を体験することができます。
街中あらゆる場所で見かけることが多くなった、AED。ここで使い方を勉強しておくのもよさそうです。
体験その7:煙避難体験コーナー
煙を充満させた建物内(2階建て)で、煙の中の避難訓練を体験することができます。
ハンカチで口をおさえ、身をかがめて非難する。いざという時に役立つ経験を体験できますね。
防災グッツや防火服の展示
さまざまな防災グッツや、消火や救急活動で実際に使用する活動服が展示されています。
2階には消防車見学ゾーンもあり
2階には、消防車見学ゾーンがあります。
消防署に併設されているので、待機している消防車や救急車を見学することができます。
消防車のとなりには、防火服などが一式床に置いてあり、いざという時にすぐに出動できるための工夫が見られました。
また、ひとくくりに消防車といっても、実はさまざまな種類と役割を持った消防車があることもわかります。
防災や震災関連の絵本・書籍コーナーも充実
1階のはしご消防車の展示スペースの隣には、絵本コーナーがあり、消防や災害に関係する絵本や書籍の本を読むことができます。
我が家はこの絵本スペースに長居してしまいました。
消防車に関係する絵本といえば、まずおすすめしたいのはこの2冊!この施設にもおいてありました。
我が家にもあり、繰り返し読んでいる絵本です。
▽私が子供のころから大好きな1冊。いつもは目立たないジプタが活躍できるシーン。一人一人に役割があって素晴らしいということに気付かせてくれる絵本。はたらくくるまが好きな子どもにもおすすめです。
▽こちらも我が家のロングセラー。スモールさんの活躍っぷりは暗記するほど読み聞かせしています。3歳ぐらいからおすすめです
札幌市民防災センターに訪れての感想・口コミ
災害の疑似体験がリアルにできる札幌市民防災センター。
子どもと一緒に防災や災害のときの備えを考えるきっかけになる体験型の施設です。
入場無料で、屋内なので雨や雪の日のお出かけ先にもぴったり。
ぜひ、親子で訪れて防災について考えるきっかけにしてみてくださいね!
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