こんにちは。「しょうラヂオ。」を運営しているしょう(@syoradio1)です。
今回は、札幌市こども劇場「やまびこ座」の紹介です。
音楽&絵本のおはなし会を鑑賞してきましたが、感動のあまりに泣きました。なんと、わたしも子どもも!
生の演技・演奏に触れるのはいいですね。心にキラキラとしたものが宿るような感覚に包まれます。
札幌市こども劇場「やまびこ座」は人形劇やミュージカル、様々な公演が見られる施設
札幌市こども劇場「やまびこ座」は、札幌市の東区にあります。
最寄りの地下鉄は、東豊線「元町駅」から徒歩5分。駐車場も併設されているので、車で訪れることもできます。
隣には東区の体育館、スーパーやドラックストアもあります。
やまびこ座の建物。
訪れた前日にどっさり雪が降ってしまい思わぬ雪景色です。
雪景色の中に紅葉もチラリと。
札幌市にはやまびこ座だけでなく、「こぐま座」もあります。
札幌市こども人形劇場「こぐま座」は人形劇を中心に幼児から楽しめるプログラムがあるのに対して、やまびこ座はミュージカルや演劇、人形浄瑠璃など、公演の種類も多く、子どもだけでなく大人が観ても楽しいものが多いのが特徴です。
人形劇デビューは「こぐま座」がおすすめですが、いろいろな劇が親子で楽しめるのが「やまびこ座」です。
やまびこ座では主に土日祝日や金曜日を中心に公演があります。
公演案内を見ても、ぜひ見てみたいと思う作品がたくさん。
やまびこ座の館内に入るとたくさんの子どもたちが、竹馬やコマなどの昔遊びを楽しんでいました。
昔遊びの道具はロビーに置いてあり、いつでも遊べるようです。
子ども向けの図書や紙芝居、人形劇や児童劇などの本がある図書館も併設されていて、本を借りることもできます。
ロビーには休憩スペースがあり、たくさんの親子連れがお昼ごはんを食べていました。(訪れたのがお昼どきだったので)
公演の前後で、飲食可能な休憩できるスペースがあるのは嬉しいです。
壁には銅製のレリーフ彫刻、ステンドグラスが飾られていました。劇場の雰囲気さながらです。
劇場内は、座席が低く子どもでも座りやすいベンチタイプの席です。
大きくない劇場なので、どこに座ってもステージはよく見えます。
訪れたときに鑑賞したのはこちら。
あべ弘士の世界で~絵本「あらしのよるに」よみかたり×ハンマーダルシマー演奏。
「ハンマーダルシマー」という楽器は初めて目にし耳にしました。
ビンテージダルシマーの弦の全交換終了!ピッカピカになり更に良い音になりました。なんと作業時間4時間。。。早いのか遅いのか分からないけど、大変な楽器ですわ(笑) pic.twitter.com/lYcYszE9M2
— 稲岡大介(ハンマーダルシマー) (@dulcimer_inatch) 2016年11月2日
弦をたたくことで音色を奏でる楽器です。
美しいハンマーダルシマーの音色に合わせて、絵本「あらしのよるに」にのよみかたりが始まります。
読み語りというよりは、劇のような感じでした。
「あらしのよるに」の作者のあべ弘士さんは、旭川出身で旭山動物園の元職員でもあります。
あべ弘士さんは、動物関連の絵本を中心にたくさん出版されています。力強いタッチの絵と、自然と動物が向き合う姿に心を打たれます。
「あらしのよるに」は、全7作あります。
とあるきっかけでやぎとおおかみが友達になってしまうお話。友だちだけれども「食うもの」と「食われるもの」の関係。
共存はできるのか?
葛藤あり、自然の厳しさにも遭遇し、友情は貫けるのか?
壮大で深いテーマに考えされられる絵本でもあります。
途中、あまりの深刻さと、音楽の美しさに感動して、自然と涙がでてきました。
気がつくと、息子も娘も泣いていました。それだけ素晴らしく心に響くものがあったのです。
贅沢なひと時を過ごすことができました。
札幌市こどもの劇場やまびこ座の場所などの詳細情報
やまびこ座の詳細情報です。
- 住所:〒065-0027 札幌市東区北27条東15丁目
- 開館時間:午前9時から午後5時まで
- 開館日:毎週火曜日から日曜日
- 公演日は、主に、土・日・祝日
- 休館日:月曜日(月曜日が祝日のときは火曜休館)
- 電話:011(723)5911
- アクセス:札幌市営地下鉄東豊線「元町駅」から徒歩5分
- 駐車場あり
- 飲食可能なスペースあり
- おむつ替えスペースあり
- 公式サイト
今回のしょうラヂオ。
思い立って訪れたやまびこ座ですが、子どもと公演を楽しめてよかったです。
待ち時間にロビーで昔遊びや絵本読み、ご飯を食べるスペースもあって、訪れやすい施設だなと感じました。
演劇などを観るきっかけになれば嬉しいです。