![](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2017/02/IMG_5954-1-1024x1024.jpg)
今回は、札幌にある『モエレ沼公園』をご紹介します。
世界的に有名な彫刻家イサム・ノグチが基本設計を手掛けたモエレ沼公園は、デザインなどの分野にあまりあかるくないわたしでも、美しさを感じることができる場所。
何より自然の中に遊具や施設が溶け込んでいる様子が好きです。
モエレ沼公園のサクラの森には子どもの遊び心をくすぐる遊具が点在
モエレ沼公園の遊具は「サクラの森」のエリアに点在しています。
その名の通り、桜の木々がたくさんあります。約2,300本のサクラが植樹されていて、春に美しい桜の花が一斉に咲き誇る様子は見事。
![遊具がある場所はサクラの森エリアに点在](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2016/06/img_1836.jpg)
「サクラの森」エリアでは、サクラの木に囲まれるように遊具が点在しています。
普通の公園のように、ここが遊び場と決められているわけではなく、むしろ隠されているように、遊具があちらこちらにふとおいてあります。色とりどりの遊具は、それだけでまるで美しいオブジェのようです。
![カラフルな遊具と自然との調和が美しい](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2016/06/img_1837.jpg)
遊び方は決められているものではなく、子どもたちにゆだねられます。冒険心がくすぐられるような遊び場。そこが、モエレ沼公園の「サクラの森」なのです。
![遊び方は子どもたち次第で無限大!](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2016/06/img_1835.jpg)
「大人の世界ではなく、背丈90cmの人間が走り回る世界です。僕が創造したものを子どもに発見してもらいたい。原始、人がそうしたように子どもにも直接向き合ってもらいたいのです。」
―イサム・ノグチ(1988)
![img_1833.jpg](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2016/06/img_1833.jpg)
![img_1831.jpg](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2016/06/img_1831.jpg)
![img_1844.jpg](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2016/06/img_1844.jpg)
滑り台やシーソーもあります。下の写真の両端の滑り台ははしごも急で幼児には難しいですが、中央に小さな滑り台があるので、小さな子どもはこちらがおすすめです。
![img_1843.jpg](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2016/06/img_1843.jpg)
「背丈90cmの人間が走り回る世界」にぴったりの迷路のような隠れ家のような場所。
![img_1840.jpg](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2016/06/img_1840.jpg)
![img_1841.jpg](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2016/06/img_1841.jpg)
![img_1842.jpg](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2016/06/img_1842.jpg)
遊びの中で工夫や想像力、(もしかしたらデザインへの感覚や美意識なども…)が培われていきそうなモエレ沼公園の遊び場、我が家もお気に入りの場所です。
モエレ沼公園のガラスのピラミッド
モエレ沼公園といえば、シンボル的存在のガラスのピラミッドが有名です。
冷房システムに「雪冷房」が導入されています。北海道ならではの冷房システムですね。
![img_1839.jpg](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2016/06/img_1839.jpg)
ベンチがおいてあり、日だまりの中、休憩をするのにもぴったり。
ガラスのピラミッドの名前はまさしく『HIDAMARI』(日だまり)。晴れた日はお日さまの光がさんさんと降り注ぎ、居心地のいい場所です。
![img_1838.jpg](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2016/06/img_1838.jpg)
![img_1829.jpg](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2016/06/img_1829.jpg)
館内にはレストランやギャラリー、ショップが入っています。週末を中心にイベントも開催される場所です。
![img_1826.jpg](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2016/06/img_1826.jpg)
![展望台からの景色。](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2016/06/img_1828.jpg)
モエレ山にも登ろう!
モエレ山は、札幌市東区唯一の山です。なんと、山なんですね!(名前に山がついてますが、正式に山ということに驚き!)
モエレ沼公園最大の造形物でもあります。
人口に作られた山で、不燃ゴミと公共残土を積み上げ造成されたそうです。登り口は3方向5ルート、階段は回遊して登るものと、一直線のもの2種類があり、子どもの足でも10分ほどで登ることができる山です。
![モエレ山!](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2016/06/img_1804.jpg)
さぁ、山登り出発!
![img_1773.jpg](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2016/06/img_1773.jpg)
道などお構いなしに草むらをぐんぐん上ります。
![もうちょっとで頂上!](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2016/06/img_1772.jpg)
子どもの足でも10分ぐらいに頂上に着きました。少し上るだけでも、頂上付近は風が強く帽子などが飛ばされないように注意が必要です。
モエレ山の頂上からは札幌の街並みが一望できます。お手軽に登山の達成感を味わえますね。
![山頂からの景色。](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2016/06/img_1770.jpg)
山頂からは景色だけでなく、とんびが間近に飛ぶ様子が見られてかっこよかったです。
![ガラスのピラミッド方面の景色。](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2016/06/img_1769.jpg)
モエレ沼公園はレンタサイクルがおすすめ!
モエレ沼公園の敷地は広いので、遊びに訪れる方も観光目的の方もレンタサイクルがおすすめです。
我が家も少し前までは、広い園内をあちらこちらにベビーカーで押しまわりながら回っていましたが、結構大変でした。
レンタサイクルは、晴れた日の休日などは午前中でなくなってしまうほどの人気です。
子ども用、大人用と子どもを乗せられるタイプの自転車(特殊車)があります。
![img_1851.jpg](https://hokkaido-child.com/wp-content/uploads/2016/06/img_1851.jpg)
このときわたしは、子どもを乗せて走るのは、沖縄県の竹富島以来の人生2回目。
ふらふらとして、後ろに乗る娘に「歩こうか?」、と心配される始末でした。まさかの自転車の運転で、かなり緊張しました(笑)
モエレ沼公園の詳細情報、アクセスや営業時間など
モエレ沼公園のアクセス、営業時間などです。
- 住所:北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
- アクセス:札幌市中心部から、車で約30分
地下鉄東豊線「環状通東」から、中央バス(東69・東79)で「モエレ沼公園東口」下車、すぐ - 営業時間(ゲート開放時間)
東入口ゲート 7時~22時(入場は21時まで、通年)
西入口ゲート 7時~19時(4月20日~11月20日)
南入口ゲート 7時~19時(4月16日~11月20日 - 定休日:無し ※ただし、各施設ごとに定休日あり
- 料金:入園無料
- 駐車場:無料
- 公式サイトはこちら
今回のしょうラヂオ。
今回は、我が家もたびたび訪れているモエレ沼公園の遊具やガラスのピラミッド、モエレ山を中心に紹介しました。ストーリーがあり大迫力の海の噴水や、水遊びの時期には、モエレビーチもとてもおすすめ。
札幌観光や遊びに行くのにもおすすめのモエレ沼公園。お出かけの参考になれば嬉しいです。