こんにちは。出身は福島県、SEとして働いていたときは東京、そして今は札幌在住10年以上を迎えるしょうです。
今回は、大好きな北海道に住んでからのカルチャーショックの1つ、北海道の人たちの服装についてです。
わたしは、札幌に住む前までは激しく誤解していました。
結論から言ってしまおう!北海道の冬は暑いのだ!!
前置きは飛ばして、結論から先に言ってしまいます。
『北海道の冬は暑い。しかも、めちゃくちゃ暑い!!』
これは、年末年始に東北や九州に帰省している経験からも、間違いなく確実に言えることです。
えっ??意味が分からないって??
…そ・そうですよね。
天気予報では連日のように雪だるまが並ぶ札幌。来る日も来る日も氷点下の世界。真冬日というやつです。一面、雪と氷の銀世界。暑いわけがない。
おっしゃる通りです。
わたくしの言葉が足りませんでした。
ちょっと言葉を加えさせてください。正確には、『北海道の建物の中は暑い!』のです。
北海道では、「冬にビールやアイスの消費量が増える」という事実をご存知ですか??
そうなのです。
真冬の北海道では、家の中でTシャツ・短パン姿で過ごすというのは、あながち都市伝説ではありません。
しかも、部屋だけではありません。家全体が暖かい(むしろ暑い!)のです。
暖房で家全体を温めているからです。『こたつ』という暖房器具を北海道に来てから、古民家カフェ以外でみたことがありません!基本的に、家中が暖かいのでこたつは必要ないのです。
暑いとのどが渇きますよね。冷たいものも食べたくなりますよね。
必然的に、真冬にビールやアイスが恋しくなるのです。
この事実を知らないととこんな悲劇も…
ちなみに、札幌在住20年以上を迎えるわたしの夫の話です。
夫が初めてわたしの実家である福島に、冬の季節に一緒に帰省したときのことです。
朝のこと。夫は、半袖Tシャツ一枚の姿で起きてきました。いつもの札幌感覚での服装です。
それを見て、わたしの両親は驚いて、文字通り絶句。わたしの夫は少し変わっているという、変なレッテルまで張られそうになっていました(笑)
そうですよね…。
福島は盆地で夏は信じられないくらい暑いので、通気性も確保した家のつくりになっています。
暖房も北海道のように家じゅうを暖めるのではなく、部屋ごとにストーブを置いて温めています。
つまり、暖房の入っていない廊下など、下手したら氷が張るようなな寒さです。
我が家の家族は全員、ニットやフリースを着込んでいました。
その中で一人、夫だけが半袖Tシャツ姿…。(←九州出身なのに、身に染みている北海道感覚!)
しきりに、「寒い!」って言ってましたよ。ごめんなさい。わたしはちゃっかりフリース持参で帰省していました。
つまり、コートの中はかなり薄着です…
北海道の冬では自分の家に限らず、コンビニやデパートの中など、ありとあらゆる建物の中が暑い。
建物の中に入るとかなり暑いので、基本的に薄着になります。真冬の街中で、コートを脱ぐと半袖というのも別におかしくない日常です。
この感覚で真冬に本州に行くと非常に寒く感じるのです。どこに行ってもうすら寒いような感覚…。北海道から冬に本州に行くときは普段着ないような厚手の服を探して持っていきます。
おかしな状況ですが、これも事実。
わたしも札幌に来てから、フリースやニット類はほとんど着なくなりました。
着ると暑くて我慢できない苦しい状況に陥るので…。何も知らずに、セーターを着てデパートに行ってしまった時など、暑くて、サウナ状態で汗をだらだらかいていました。
そういえば、3月や4月になると、札幌の気温は本州の真冬並み(またはそれ以上)に寒いのに、街行く人は一斉に春の装いとなります。これはこれで絶対に寒いのですが、この波に乗り遅れて春先に一人、冬のコートを着ていると恥ずかしい目にあいます。。
冬靴や冬のイベントを楽しむときの防寒は必須です
「冬の北海道は暑い!薄着だ!」と繰り返し言ってきましたが、これはあくまで日常生活での話です。
冬のイベント(雪まつり)や雪遊びのときなど、長時間外にいるときは話は違います。
このときばかりは、ヒートテックを着込み、カイロを利用したりと、しばれない(寒くない)服装をします。やはり、真冬の凍てつくような寒さは北海道は別格です。
靴も冬靴は必須です。靴底に溝がないペラペラの靴を履いている人はまずいないと思います。
雪まつりのおすすめの服装ガイドの記事はこちら
ミニマリストのパパスさんの質問、『新生児が退院するときの服装』の答えは??
今回の記事は、ブログ仲間であるミニマリストのパパスさんからこんな質問を受けたことがきっかけで書いた記事です。
@yossense @syoradio1 しょうさん。北海道の冬では新生児が退院する時はどんな格好で赤ちゃんは外に出るんでしょうか? 顔は露出してるのでしょうか? よかったら記事にしてください。
— papasu (@minimazoku) January 26, 2016
パパスさん、いい質問をありがとうございます。
我が家の下の娘は真冬の2月生まれです。
出産後の退院のときは、手編みのおくるみに包まれて退院しました。
間違いなく外は氷点下でしたが、顔ももちろん露出していました。すぐ車に乗せたので外に出ていた時間も短いということもあります。
退院後もちょこちょこと車では外出したと思いますが、徒歩では冬の間は外出していません。
寒さよりも何よりも、赤ちゃんを抱っこしていて凍っている地面での転倒が恐怖です。いわゆる外気浴というのも、冬期間は北海道では一般的にはやらないと思います。
真冬の北海道で新生児が外出しなければいけない事態(徒歩)を考えたら…、
- つなぎの上着(スノーコンビ)
- 厚手の服、下着2枚重ね
- 耳まで隠れる厚手の帽子
- 手袋
- 厚手の靴下かくつ
この服装で心配だったら、さらに、毛布かおくるみのようなもので包む…といった具合でしょうか。
ママ用に赤ちゃんを抱っこしたまま着れるママコートというものもありますが、首が座っていない新生児には使えなさそうですしね。
さらに、転勤族ブロガーのかきつばたさん(運営されているブログ:Bunten)からアドバイスをいただきました。
かきつばたさんは現在、横浜にお住まいですが、北海道の帯広で妊娠と出産の経験があり、貴重な経験者の声です。
北海道での新生児の外出でのコツについて
・冬用カバーオールは早めに購入
イオンの店員さんの話…子どもの冬服は売れるのが早く、秋前に新作が出た時点で買った方がいいとのこと。秋生まれの場合は、産前にカバーオールを探すのが難しく、通販を利用。(秋生まれで産前に探したところ、バースデイ、西松屋、イオン、どこにもカバーオールが売っていなかったそうです)
・赤ちゃんを抱っこして転倒は怖い・荷物も多いので、子育てタクシーをフル活用
・外気浴はさせていた。
なるほどですね!!かきつばたさん、とても具体的なアドバイスをありがとうございます。
そういえば、わたしも通院などの必要な外出時にはタクシーを利用していました。
最近では、子連れや妊婦にやさしい子育てタクシーもあるので、登録しておくと何かと便利で安心だと思います。
ちなみに、下の娘が退院後、一家全員でノロウィルスに感染しました。
正確には産後の入院中から上の子たちは感染していて、わたしは病院に泣きつくほど退院したくなかったというのが事実です。
そして、嫌な予感は的中し、産後すぐの体に鞭を打つようにノロにかかって散々な目にあった…、のはまた別の記事で辛い体験談としてふれるかもしれません。
今回のしょうラヂオ。
『北海道の冬は暑い!冬こそビールとアイス!』という事実をお分かりいただけたでしょうか?
札幌に住み始めたときは、ほんとうに札幌の人たちが冬に薄着でびっくりしました。そして、お店の中や家の中の暑さにも!だたし、上に述べたことは私個人の感覚値なのでご了承を。北海道でも寒い家はありますし、こたつを置いてあるお家だってあるとは思います。(私が知らないだけで…)
そして、あくまで日常生活での話。
さっぽろ雪まつりや雪遊びのときに、「コートの下は半袖!」という札幌スタイルで訪れたら、凍傷寸前、辛い思い出だけが残るのは間違いないでしょう…。
くれぐれも靴にも注意してください。裏に溝がある冬靴は必須です!
▼さっぽろ雪まつりや雪遊びのときの【服装ガイド】はこちら
今回は、大好きすぎる北海道の『北海道あるある』ネタをお伝えしました。