わたしは子供の頃から絵本が大好き。おとなになった今でも、子どもたちとたくさんの絵本を手に取り、読んでいます。
家にある絵本はどんどん増えて150冊以上…。図書館でも絵本を借りてます。
病院の長い待ち時間、帰省のとき、飛行機や電車の移動時間。子どもが飽きてしまう。
周りに迷惑がかかるので、DVDやアプリなど音が出るものはちょっと。なるべく静かに遊んでほしい…。こういうとき、ありますよね。
この記事では、そんなときにもぴったりな絵本をご紹介。
定番の探すシリーズや、なぞなぞ、夢中で書き込めるシリーズ。
子どもだけでなく大人も一緒に繰り返し楽しめる絵本も。
移動中や待ち時間だけでなく、夏休みや冬休みの長い休みのときに家にあると、持て余しがちな時間にもきっと大活躍しますよ。子どもの想像力やアイディアをぐんぐん引き出す絵本も紹介しています。
- 帰省や待ち時間、飛行機や電車での移動のときにぴったりな絵本がわかる
- 絵本のおすすめポイントや対象年齢の紹介
子どもも大人も夢中で探そう!探すシリーズ
まずは、定番の見つけるシリーズの絵本をご紹介。子供だましではなく、意外と難しいものも多いので、大人も夢中で探してしまいます。
繰り返し楽しめるのもいいですよね。
「ミッケ!」シリーズ
「ミッケ!」。一度は本屋さんで見かけたことがあるのでは?探すシリーズの絵本では一番有名な絵本だと思います。つみき、トランプ、ロボットなど、おもちゃがいっぱいの写真の中からかくれているものを探す絵本。
我が家がこの本を買ったのは、なんと7年前。
シリーズを増やしながら未だ現役で楽しんでいる1冊。繰り返し楽しめて、なかなか見つからない難しいのもあり、大人もついつい真剣になってしまう1冊です。
書かれていることばのリズムもとっても好きです。
「かんたんそうで むずかしい? ふりむく きょうりゅう。かたな。はくちょう。きいろいつのが2ほん…」訳されているのはコピーライターの糸井重里さん。
幼児にはこちらがおすすめ。「ちっちゃなミッケ!」シリーズ。
「ちっちゃなミッケ!」のシリーズは、のりもの、どうぶつ・・・とジャンルが分かれているので、興味がある1冊を選べますよ。
- 対象:幼児から大人まで。幼児は「ちっちゃなミッケ!」シリーズもおすすめ
- おすすめポイント:写真がカラフルでじっくり眺めていても面白い。難しいので何度でも楽しめる!文章のリズムがいい。
ウォーリーをさがせ!
わたしが子供の頃に大流行した「ウォーリーをさがせ!」。今でもやっぱり面白いです。
ウォーリーが見つかっても、他の指定されたキャラクターがなかなか見つからなかったり。
たくさん書かれている人のひとりひとりにストーリーがあるようなとってもユニークなところもポイントです。
我が家にあるのは、旧版でした。すごい!もう数10年活躍している本。
独特の世界観にどっぷりとハマってしまう絵本。子どもと楽しめますよ。
移動のときは、持ち運びができる小さなポケット版もおすすめです。
▽ポケット版のウォーリーさがせ!
- 対象:幼児から大人まで。持ち運びにはポケット版が便利!
- おすすめポイント:ウォーリーが見つかっても他に楽しみがある!ウォーリーが落としたアイテムや他のキャラを探したりなど。
どこどこ?セブン
「どこどこ?セブン」は間違い探し。左右のページの7つの違いがあります。「ミッケ」もそうですが、「どこどこ?セブン」も解答は載っていません。
見た目のかわいさに、なかなか見つからない違うところ。ついつい子供と一緒に夢中で探してしまいます。
難しいので何度もチャレンジして楽しめる1冊。
- 対象:幼児から大人まで
- おすすめポイント:写真がとてもかわいい。答えがわからず難しいので大人もついつい夢中になってしまう。繰り返し楽しめる
時の迷路シリーズ
個人的に好きな一冊。
迷路に謎とき、隠し絵やクイズを解きながら、読みすすめていきます。
時の迷路シリーズは、進化の迷路、文明の迷路、宇宙の迷路、昆虫の迷路などたくさんのシリーズがあるので、興味がある分野の1冊を手にとるのがよさそうですね。
▽進化の迷路
- 対象:小学校低学年ぐらいから
- おすすめポイント:シリーズがたくさんあり、興味がある分野の1冊を選ぶことができる。学びながら楽しめる
物語の中に遊び心発見!繰り返し読んでもおもしろい
「バムとケロ」シリーズ
「バムとケロ」シリーズは島田ゆかさんの大人気の絵本。
島田ゆかさんの絵本にはどうしてこんなに魅力があるんでしょう。
楽しみの1つは、絵本のストーリだけでなく、絵の細かい部分。このページで顔を出していたミミズが、次のページでは…。ネタがぎゅっと全てのページに詰まっているのです。読み返すたびに、カラフルな絵を眺めるたびに新しい発見があります。
たくさんの面白さ、ついつい絵に見入ってしまうような魅力。絵本を読んで、そのあとじっくりと子どもとサイドストーリーのような絵を楽しむのにぴったりな1冊。
- 対象:幼児から小学校低学年ぐらいまでがおすすめ
- おすすめポイント:あたたかいストーリーに、カラフルな絵にはたくさんの仕込みがあり、見るたびに新しい発見がある!
定番!なぞなぞ遊び
ぐりとぐらの「なぞなぞえほん」
ぐりとぐらの「なぞなぞえほん」は、サイズがコンパクトで持ち歩きにぴったりな絵本セット。小さな子から楽しめるなぞなぞです。
人気の絵本「ぐりとぐら」が登場する絵もかわいらしいですよね。幼児から小学校低学年ぐらいまで楽しめる1冊。
- 対象:幼児から小学校低学年ぐらいまでがおすすめ
- おすすめポイント:子どもが大好きななぞなぞ。小さいので持ち運びやすい。ぐりとぐらの絵柄もかわいい
本に書き込める!想像力を膨らませアイディアを広げる絵本
続いては、本に書き込めたり想像力をふくらませ、アイディアを広げるような絵本を紹介します。
NHKノージーのひらめき工房 ノージーのひまつぶしブック
名前からズバリですね「ひまつぶしブック」。書き込み式の本です。ノージーのひらめき工房とはNHK教育の子供向けの工作を楽しむ番組。ノージーのひらめき工房は、子どももわたしも大好きです。
らくがきしたり、ゲームをしたり、好きなページから取り組めます。書き込むことで子どもの想像力を高め、アイディアを引き出してくれるような1冊。帰省するときに持っていくのにもぴったりですよ。
- 対象:幼児から小学生まで
- おすすめポイント:好きなページから楽しめる。アイディアを引き出す。帰省のときの持ち物にもぴったり
らくがき絵本五味太郎50%
「らくがき絵本五味太郎50%」は、わたしが大好きな絵本作家「五味太郎」の落書き絵本。シリーズで何冊がでています。ぬりえやことば遊びに、迷路、お面…。決められたお題に沿って夢中で落書きができる本。想像力が広がります。
持ち歩くにはちょっと大きくて厚さもあるので、夏休みや冬休みなど時間がたっぷりあるときにじっくりと取り組むのもおすすめです。ちょっとした贈り物にもおすすめの本ですよ。
▽五味太郎の人気の絵本「きんぎょがにげた」
- 対象:幼児から小学生まで
- おすすめポイント:ボリュームがたくさん。想像力を高めるような1冊。贈り物にもおすすめ
「おしゃれノート」シリーズ
当時小学1年生だった娘が入院したときに買ってあげたら大喜びで夢中になった1冊。「おしゃれノート」シリーズです。いろいろな髪型の女の子のページと、上下の服やカバンや靴などのアイテム、約200点ほどのシールがセットになっています。貼ってはがせるシールは何度でもコーディネイトを楽しめるもの。
おしゃれノートという名前のとおり、子供っぽさがなく、かわいくておしゃれな1冊。子どもとコーディネイト対決をして、大人でも本気で楽しめる本ですよ。
- 対象:おしゃれやシール遊びが好きな幼児から小学生まで
- おすすめポイント:子供っぽくなく本当におしゃれなので、おとなも楽しめる。貼ってはがせるシールで何度もコーディネイトできる
さいごに
間違い探しや探すシリーズ。書き込んだり、何度読んでも楽しめる絵本を紹介しました。
子どもにじっと静かにしていてほしいとき。
でも、ただ持て余している時間をつぶすためだけでなく、子どもの想像力を引き出したり、親子で楽しんだり。そんな時間が過ごせたら素敵ですよね。
、帰省時の持ち物、飛行機や電車での移動時間や帰省のときの参考になれば嬉しいです。