2020年ついに小学校でもプログラミング教育が必修化されます。小学生のプログラミング教育で学ぶのは「プログラミング的思考」。
プログラミング的思考を鍛えることで、物事を解決する力、順序立てて整理する力を養うことができます。
小学生の習い事ランキングでいまやプログラミング教室が上位にランクイン。子どもにプログラミングを習わせたいと考えている親御さんも多いですよね。
そこで、本記事では、小学生のプログラミング教育におすすめのサイト「Hour of Code」を紹介します。webブラウザ上で実行するので、スマホ、タブレット、PCでもOK。
Minecraftやアナ雪など子どもに人気のコンテンツがあり、子ども向けのプログラミング言語「Scratch」で直感的に学ぶことができ、利用は無料です。
Hour of Codeとは? 「Scratch(スクラッチ)」でプログラミングを学べるサイト
Hour of Code™(アワー オブ コード)は、いつでも誰でもどこでもプログラミング学習ができる教材が多数用意されているインターネットサイトです。世界180カ国以上で延べ7億人以上が利用していますよ。
Hour of Codeは誰が運営しているの?
Hour of Codeは、コンピューターサイエンス教育週間の諮問委員会と審査委員会、およびマイクロソフト、アップル、アマゾン、ボーイズ・アンド・ガールズ・クラブ・オブ・アメリカ、大学の理事会などにより共同運営されています
Hour of Codeの主な特徴は以下の通りです。
- 世界中7億人以上が利用
- 幼児、小学生からOK、初めてでもわかる
- スマホやタブレットでも利用OK
- 子ども向けのプログラミング言語スクラッチを利用
- アナ雪やマイクラなどの人気コンテンツがある
- 作ったプログラミングが公開できる!
Hour of Codeの対象年齢は、幼児から、小学生、中高生、大人まで。
コースごとにおすすめの対象年齢があるので、選びやすいです。Hour of Codeという名前の通り、1コースあたり1時間のプログラミング学習時間。
すべてのコースがだいたい1時間ぐらいで修了するボリュームになっています。
Minecraftやアナ雪などの子どもが好きなコンテンツも充実しているので取り組みやすいです。
我が家も持っているSpheroのプログラミングコースもありました。
Sphero(スフィロ)とは?
プログラミングで動く小さなボール。スマホやタブレットからスクラッチでプログラミングを組むことで、ボールが動きます!プログラミングロボットとしておすすめ。
Hour of Codeに挑戦!マインクラフトやアナ雪をやってみた!
小学生の子ども3人ともに、Hour of Codeのプログラミングに挑戦してみました。
MinecraftのHour of Codeのコース。全部で4種類あり、4種類とも修了しました。
最初にコース紹介の動画が流れ、プログラミング学習のスタートです。
キャラクターの選択から。マイクラでおなじみのスティーブとアレックス。
左側に実際にプログラミングで実行するマイクラのMAPと選択した人(スティーブ)が配置されています。
右上に、課題がかいてあります。「この先の航海には物資が必要です。チェストからボートを手に入れましょう」。
MAPを見るとスティーブが2歩前に進むと宝箱までたどり着けることがわかります。
右下のワークスペースで、「前に進む」というピースを2つ分ドラッグしてくっつけます。実行してうまくいけばクリア。うまくいくまで、トライ・アンド・エラーを繰り返します。
クリアしたときの音楽がマイクラの実績を解除したときのメロディ!BGMもマイクラのBGMが使われています。
スクラッチのプログラミングが初めての下の娘でも直感的にわかるような仕組みになっていました。
少しずつ課題は難しくなってきて、プログラミングの要素の一つ「繰り返し」などもでてきますが、試行錯誤しながら1人で取り組んでいました。
最終的には自分で好きなようにプログラミングで実行することができます。
息子は、逆マインクラフトの世界を作っていました。クリーパーは人間から逃げて、夜になるとスポーンするのは羊。羊は人間を追いかけて攻撃してくる…。おもしろいですよね!
- 息子作成のマインクラフトの世界:https://studio.code.org/c/1095140022
最後には修了証書が表示されます。せっかくなのでプリントアウトして、子どもに渡してあげました。コースを1人で修了したという自信にもなりますよね。
とても楽しかったようで、アナ雪や他のコースにもチャレンジしています!
作ったプログラムは公開できる!世界中の子どもが作ったプログラムにふれることも
Hour or Codeでは作ったプログラミングを公開したり、世界中の子どもが作った作品を見ることもできます。
Hour of Codeで公開されている「みんなのプロジェクト」はこちら:https://studio.code.org/projects/public
自分が作った作品を見てもらえたり、誰かのを見てヒントになったりといい刺激になりますね。
まとめ 解決力・思考力を育てよう!プログラミング教室もおすすめ
本記事では、Hour of Codeという子ども向けの無料のプログラミング教材を紹介しました。インターネットにつながれば、誰でもどこでも取り組めます。スマホやタブレットからでもOKです。
Hour of Codeの主な特徴をもう一度見てみましょう。
- 世界中7億人以上から利用
- 幼児、小学生からOK、初めてでもわかる
- スマホやタブレットでも利用OK
- 子ども向けのプログラミング言語スクラッチを利用
- アナ雪やマイクラなどの人気コンテンツがある
- 作ったプログラミングが公開できる!
最近では、子ども向け通信教育にも標準でセットされている教材が多いですよね。
以下、通信教育でプログラミング学習があるものや、オンラインの子ども向けのプログラミング教室の一覧です。