森が豊かなことを象徴する貴重な蝶「オオムラサキ」。
今回は、オオムラサキが間近に観察することができる場所をご紹介。
北海道の栗山町にあるファーブルの森 観察飼育舎です。
入館無料の施設。
国蝶でもあるオオムラサキだけでなく、さまざまな昆虫の生態を学ぶにもぴったりの場所。
すぐ近くには、入園無料の動物園もある栗山公園があるので、一緒に訪れるのもおすすめですよ。
ファーブルの森観察飼育舎とは?おすすめポイントの紹介
ファーブルの森観察飼育舎とは、北海道の栗山町にあります。
栗山町のカントリーサイン(市町村の境界にある道路にある市町村の看板)は美しいチョウが描かれていますよね。そうです、それがオオムラサキ。
オオムラサキとは?準絶滅危惧種で国蝶
オオムラサキは、北海道から九州まで日本各地に生息しているチョウですが、数が少なくなり、環境省のレッドデータブックでは準絶滅危惧に指定されている蝶々。
国の蝶である国蝶にも指定されているんですよ。
ファーブルの森観察飼育舎のおススメポイント
紹介する施設「ファーブルの森観察飼育舎」のおすすめポイントはこちら
- 入館無料
- 準絶滅危惧種でもある貴重な蝶「オオムラサキ」が間近に見られる
- オオムラサキが観察できる期間は7月上旬~8月上旬
- オオムラサキ以外の昆虫の生態も学習できる
- すぐ近くに、無料の動物園もある栗山公園がある
ファーブルの森観察飼育舎の紹介
実際にファーブルの森観察飼育舎を訪れてみました。
施設のすぐ隣りにある駐車場は職員専用とのことで、すぐ近くにある家具屋さん(白土家具店)の裏にある駐車場に停める必要があります。
▼この家具屋さんの裏側に駐車場があります
▼駐車場にある案内板。
施設がある場所の周りには散策路があるようですね。
駐車場から、ファーブルの森観察飼育舎まではいきなりの山道。
ベビーカーは厳しそうですね。虫もいそうなので、虫除け対策もしたほうがよさそうです。
歩くこと5分ちょっとで目的の施設が見えました。
ファーブルの森観察飼育舎です。
建物の隣に、ネットで覆われた部分がありますね。ネットの中で、チョウが観察できるようになっているようです。
入館には受付なども必要がなく、自由に見学・観察できるようになっていました。
たくさんの標本に説明案内などが展示されています。自由研究の調べ物にもよさそう。
チョウチョの幼虫もいました。
現在の飼育状況なども黒板でわかります。オオムラサキはどうやら5匹ぐらいいるそうです。
建物の隣りにあるネットで覆われているエリアに入りました。
広くはないですが、たくさんの蝶々が羽ばたいています。オオムラサキを探せ!
よく見ると木にはたくさんのイモムシたちが…。
これは、おそらく「オオムラサキ」のメスの蝶。
そして、こちらも「オオムラサキ」(多分…)。
たっぷりと蝶の観察をして、飼育舎を後にします。
飼育舎の裏側は野草園になっていました。
子どもたちがバッタを追いかけ楽しそうです。
たくさんの昆虫がいましたよ。
のどかな景色に心がほっとやすらぎました。ここの森には自然のオオムラサキも生息しているんですね。
ファーブルの森観察飼育舎のアクセス、開館時間などの詳細情報
ファーブルの森観察飼育舎の詳細情報です。
- 住所:栗山町桜丘2丁目169番地
- TEL 0123-72-7749
- 利用期間:4月29日~10月31日
- 休館日:火曜日、祝日の翌日休館
- 利用時間 :10:00~16:00
- 入館料無料
- 設備:駐車場30台、トイレ
- アクセス:JR栗山駅より車で約5分(徒歩で約15分)
- 公式サイトはこちら
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