こんにちは。こんにちは。札幌のブロガー しょう(@syoradio1)です。
今回は、2016年の夏に登場した札幌の新名所とも言える「頭大仏(あたまだいぶつ)」を紹介します。
場所は、真駒内滝野霊園。
注目は、設計がなんとあの世界的に有名な建築家の安藤忠雄氏ということ。
安藤忠雄氏といえば、北菓楼札幌本館も安藤忠雄氏の建築によりステキなサロンへ生まれ変わりました。
建築関係者や建築ファンが、道内外や国外からも訪れる「頭大仏」を紹介します。
真駒内滝野霊園にある安藤忠雄氏の建築の頭大仏とは?
紹介する「頭大仏」は真駒内滝野霊園にあります。
「えっ!霊園なのに、観光スポットのように訪れて大丈夫なの??」と思う方も多いのでは。
でも、大丈夫なのです。
わたしも札幌に住みはじめて早々に、モアイ像に会いに見学に行っています。
これです。まさにモアイ像!
イースター島に行かなくてもこんな近場で見られるとは!近くで見てもけっこう本格的です。ストーンヘンジもあります。
真駒内滝野霊園のすぐ近くには、滝野すずらん丘陵公園もあるので、公園で遊びに行くついでに立ち寄ってもいいですね。
頭大仏(あたまだいぶつ)は、その真駒内滝野霊園に、世界的な建築家の安藤忠雄氏により設計されました。
大仏の御顔の部分を除き、全てがラベンダーの丘にいだかれる設計になっています。
「頭大仏」という名前もインパクトがありますね。
真駒内滝野霊園の頭大仏を訪れてみての感想
訪れたのは、ちょうどラベンダーの季節の7月です。
霊園内に車で入り、看板に従い進むと、頭大仏の見学用の駐車場がありました。
入園も駐車料金も無料です。
頭大仏があるあたりは、緩やかな丘になっており、一面ラベンダーが咲いていました。
ラベンダーのいい香りが漂っています。
大仏がなくてラベンダーだけでも、十分にきれいで見ごたえがある景色が広がっていました。
ラベンダーの丘の向こう側に何かが見えてきました。
あれは、もしや・・・
おおっ!やはり、そうですね。
頭大仏(あたまだいぶつ)です。
見えているのは本当に頭だけで、外からはお顔やその姿は見えません。
いったい中はどうなっているのでしょうか?
頭大仏殿の入り口です。
入り口で一人300円(目安)のラベンダーの維持管理のための協力金を求められました。
トンネルへと道は続きます。
波打っているような天井が印象的です。薄暗闇に包まれた胎内的空間の意味があります。
トンネルを抜けると、水が薄く張られている場所に出てきました。
「水庭」です。
水庭のまわりをぐるりと迂回する必要があります。
それは、水庭には結界の意味がこめられているから。
参道をまっすぐ進まずに、この『水庭』を迂回することで、水で心を清め、日常から非日常へと心を切り替える役割をになっています。
安藤忠雄氏のサインもありました。
光の差し込み方が美しい空間。
そして、ついにたどり着きました。
頭の一部しか見えなかった大仏様。
空から光が差し込み、天を仰ぐように眺める大仏様。
外からは決して見ることはできない姿をみて、静かに感動しました。
ここでしか変えない『頭大仏』オリジナル写真集も販売されていました。
真駒内滝野霊園にある頭大仏(あたまだいぶつ)の配管時間、料金などの詳細情報
真駒内滝野霊園の頭大仏(あたまだいぶつ)の配管時間、料金などの詳細情報です。
- 住所:〒005-0862 札幌市南区滝野2番地
- 駐車場あり
- 入園料、駐車料金は無料
- アクセス:路線バスの場合は、札幌中央バス真102便を利用。地下鉄真駒内駅 2番乗り場より出発、路線バス運賃:370円(年末年始 運休)
- 拝観時間:4月~10月 9:00~16:00、11月~3月 10:00~15:00
- 閉殿日:年末年始(12月29日~1月4日)ならびにメンテナンス日は閉殿
- ラベンダーの維持管理のため、拝観の際に一人300円(目安)の協力要請あり
- 水庭は冬期(11月~4月頃)凍結のため、見学不可能
- 公式サイト
今回のしょうラヂオ。
建築ファンの方なら必見のスポットだと思いますが、わたしが訪れてもなかなか見ごたえがありました。
訪れたのはちょうどラベンダーの季節でしたが、頭に雪が積もる冬もおすすめですよ。
お出かけの参考になれば嬉しいです。
▼札幌市内にある安藤忠雄氏の建築