※【サービス終了】ベネッセのハイブリッドスタイルは2018年3月号で終了となりました。
我が家の息子(小2)は進研ゼミを受講しています。他にも習い事(体操とピアノ)をしているので、勉強はなるべく家でできるようにと通信教育を利用しています。
学習習慣をつけるのも目的の1つです。
進研ゼミのスタイルにはテキストのみの学習のほかに、専用のタブレットを使うチャレンジタッチがあります。それに加えて、2016年度からは、新たにテキストとipadでの学習を組み合わせたハイブリットスタイルが加わりました。悩んだ末に、我が家はタブレット(ipad)での学習もできるハイブリットスタイルを選択しました。今回は、ハイブリットスタイルを選択した6つの理由について紹介します。
進研ゼミ ハイブリットスタイルとは?
進研ゼミの「ハイブリットスタイル」とは、ipadとテキストを併用するスタイルです。
- 週に5回は「デジタル」(ipad)で学習し理解を深める。
- 週に1回の割合でテキストで学習し定着させる。
- 月に1回、担任の赤ペン先生に課題を提出する。
というサイクルで学習を進めていきます。
ポイント1.料金の比較 若干高くなるがあまり変わらない
まずは、気になるお値段の比較をしてみます。
どんなにいい内容でも受講料が高かったらお財布事情的に絶対に無理です。
息子は4月で小学3年生になるので、3年生の場合で比較します。
月々払いで比較をすると、従来通りのオリジナルスタイル(テキストのみ)では、月々4062円。
ipadとテキストの複合型のハイブリットスタイルの場合は、月々4419円。
差額は、毎月357円。
多少高くはなりますが、ほとんど変わらないですね。受講料の負担はほぼ現状通りととらえてよさそうです。
※一括払い、半月払いではさらに受講料はお得になります。
ポイント2.タブレットで勉強できるの?
そもそも、ipadでお勉強ができるの??
これが、一番の不安材料だと思います。
現在、進研ゼミの会員が利用できるipad用のアプリで「計算サプリ」というものがあります。小学4年生~6年生が対象のようですが、小学校で習うすべての計算を段階的に学習していくものなので、小2の息子も遊び感覚でさわっています。
この「計算サプリ」への息子の食いつきがすごいのです。
まだ学校でまったく習っていない、ひっ算のかけ算をあっという間にマスターしてしまいました。きっと、これ、テキストの学習だったら理解できないし、手も付けないと思います。
デジタルを利用することで、直感的に理解がしやすい、解いた問題もすぐに正否がわかる、ちょっとしたゲーム感覚です。
ステージを攻略していくような気持ちで計算問題をどんどん解いています。
さらに、同じく進研ゼミの会員だけが利用できる「月サプリ」というアプリもあります。これは、対象学年がさらに上で、小学6年生から中学生対象のものです。
理科の『天体』の単元から、「月のしくみ」をデジタルならではの手法で体感、実感しながら、学ぶことができます。月の満ち欠けの仕組みや天体の位置関係をシミュレーションで体験しながら学ぶことができます。
内容はかなり難しいのですが、シミュレーションがわかりやすい!!
すべて理解していないですが、息子は宇宙が好きなこともあり一通り単元をやり終えてしまいました。
なるほど、タブレットでも勉強はできるんですね。
低学年のうちは難しくなかった学習内容も少しずつ難しくなっていきます。
3年生からは教科も増えて理科と社会が加わります。
デジタルで学ぶということはとてもわかりやすい、という感想を母は持ちました。
ポイント3.タブレットでの学習が広がっている社会背景
学校での教育現場でのタブレット学習は広がる一方です。
無料配布の話題はあちこちで耳にします。
Now browsing:ソフトバンク、小学校にiPadを配布–教育分野の情報化を支援 – CNET Japan http://t.co/HsBPGNACXq
— 冬見bot(2011) (@who_you_me_2011) 2015, 3月 8
タブレットでの学習だからできる今までとは違った学習方法のアプローチ。興味があります。
なるほど、従来の復習スタイルから予習スタイルへの学習への転換、反転授業。学習への興味が続きそう。→武雄市が取り組むタブレットによる反転授業 #BLOGOS https://t.co/Idfd5OBDGP — しょう@札幌 (@syoradio1) January 17, 2016
これからもタブレットでの学習スタイルは進んでいくのではと予測しています。
ポイント4.筆圧が安定、社会や理科の新教科が加わる中学年からのメリットは大
タブレットで文字も書けるとはいえ、やはり鉛筆を持ってノートに書くのでは勝手が違います。
低学年は、安定した筆圧で、文字を美しく丁寧に書く力を育てたいという気持ちがあります。学校の勉強もまだつまづきにくいので、テキストの内容でも十分だと思います。
理科や社会が加わる3年生だからこそ、タブレットでの直感的に理解できる学習が生かされそうだと判断します。
ポイント5.見守る親の負担も少ない 回答の丸付けや解説など
進んで勉強をするのはとっても嬉しいことですが、見守る親の負担もそれなりにあります。我が家のように3人同時に勉強のワークをすると、丸付けや教えたりで、わたしはまったく他のことは何もできなくなります。
タブレット学習では、親がぴったりと見守り回答の丸付けをする必要がありません。
これは、自分のためにも助かるかも!
ポイント6.ほかの通信教育会社もタブレット学習の導入へ
2016年からZ会もタブレット学習の通信教育を始めるようです。これからの学習スタイルのスタンダードになっていきそうな予感がします。
「Z会の通信教育 小学生コース」のタブレット学習も実は気になっています。本人が進研ゼミでやる気を出しているので、今のところは進研ゼミを継続する方針ですが、資料請求をして親子で気が変わるかもしれません。
なんせ、まだ下に2人いるのでいろいろ試して子どもにあう教材を見つけたいという気持ちはあります。
ゲーム感覚の要素があり子どもが継続して取り組め、面白いとの評判を聞く「スマイルゼミ」も気になっています。一応、検討材料としてZ会と一緒に資料請求をする予定です。
今回のしょうラヂオ。
「好きこそものの上手なれ」
2015年の失敗の体験の記事でも書きましたが、子どもは成功体験の積み重ねで自信を持ち大きく成長します。勉強の分野でも然りです。
苦手意識を作らず、できたという経験を積み重ね、可能性を広げたいという親の想いもあります。
進研ゼミの「ハイブリットスタイル」、受講がスタートしたら感想などの記事を書きたいと思います。
進研ゼミのハイブリットスタイルのタブレット学習ではipadが必要です。ipadを持っていない方のために、有料でレンタルサービスなどのオプションもあります。我が家のipadは初代ipadに続き2代目を購入したばかりです。購入したのは、ipadAir2です。
子どもの学習ツールとしても、より活躍しそうなのでいい買い物をしたと満足しています。
※【サービス終了】ベネッセのハイブリッドスタイルは2018年3月号で終了となりました。※