こんにちは。札幌のブロガー、しょう(@syoradio1)です。
今回は、息子(小3)が突然に盲腸になり、手術して入院、退院した話の続きです。
無事に退院をして「あーよかったよかった!」とほっと一息のはずが、そうなりませんでした…
急性虫垂炎(盲腸)で手術退院後に、腹痛と発熱…
- その1:子どもが急性虫垂炎「盲腸」に!盲腸の症状や発覚の経緯など
- その2:手術かちらすの判断は?CTなどの検査も
- その3:手術後の食事や入院中の様子など
- その4:退院後、まさかの再入院…遺残膿瘍に ← いまここ
退院して、お祝いをしたのは昨日のこと。
まだ階段の昇り降りや歩くのも辛そうだったので、様子をみるために一日学校はお休みしました。
朝から元気いっぱいで持て余してる様子…、やっぱり学校に行けばよかったのでは?と思った矢先。
お昼ごはんのうどんを2本ぐらいすすったところで、
「もういらない」と。
えっ??
朝は食欲もあり元気でしたが、今はなんだか元気がない様子。
疲れたから寝てくると、ベットに横になる息子。
夕方になって起きてきてもソファでぼうっとしていて、まったく動こうとしません。おかしい。嫌な予感しかしません(泣)
おでこと首筋を触るとなんだか熱いような…。熱を測ると37.4℃。微熱があります。
退院後の注意点で貰った書類には、「38℃以上の発熱や腹痛が出たら緊急連絡先に電話」と。
どうしよう、どうしよう。38℃以上の熱はないけれども、連絡したほうがいいのかな。
何度も何度も体温を測リ直してもやはり37℃ちょっとで38℃までは熱はありません。
判断に悩みましたが、夫に早く帰ってきてもらい、悩みながら病院へ電話をしました。
担当医の先生によると、「今すぐ連れてきてもいいし、明日でもいいですよ」とのはなし。
うーん。どうしよう。
明日に外来を受診するのも大変なので、夫に病院に連れて行ってもらうことにしました。
病院への道、雪道によるデコボコ道で車が揺れるたびにお腹を痛がった息子。この時点でもうだいぶ怪しかったですね。
ただの風邪とか、何事もなく無事に終わりますように。
しかし、待てど暮らせど、病院へ行った息子と夫が帰ってきません。
なにやら、またCTなどの検査をしているようです。CTの検査までするなんて…。大丈夫なんだろうか。
夫から電話が来て、一言。
「再入院することになりました…」
さ・さ・さ・さ・さいにゅういんーーーー!!
ショックと心配のあまり、わたしは吐きそうになりました。
急性虫垂炎で併発する合併症、遺残膿瘍(のうよう)に
連絡を受けて、大慌てで入院準備をして病院へ向かいました。時間はもう夜の9時過ぎです。
主治医の先生から説明がありました。
息子の症状は、遺残膿瘍(いざんのうよう)。腹腔内に膿のたまりが残ったことにより起こるもの。
発熱や腹痛の原因もこれでした。
治療法は、ひたすら抗生剤の点滴をして、回復をするのを待つのみ。
入院期間は、1週間から10日。長い時は20日ぐらいかかる場合もあるとのこと。
しばらく絶食。
昨日はあんなに元気に退院したのに。ベットに点滴をされて横になっている息子はぐったりしています。
あんなに喜んで退院したのに、また入院でしかも絶食なんて、可哀想すぎる。
先生の話によると食欲もしばらくでないとのこと。
あいにくこの日は大人用の添い寝ベットに空きがなく、息子が寝ているベットも赤ちゃん用のゲート付きのもの。
まさか、小3の息子と添い寝して、柵に囲まれたばぶちゃん用ベットでわたしも一晩を過ごすことになろうとは・・・。
このときに思ったのは、今日病院に連れてきて良かったということ。明日ならきっともっと悪くなっていたに違いありません。
様子を見るかどうか悩むような症状なら、気苦労に終わっても病院を受診したほうがいいということを学びました。
遺残膿瘍(いざんのうよう)での入院期間、退院へ
抗生剤の治療が効いているようで、息子は日に日に元気に。
絶食ですが、飲み物は自由に飲んでよかったので、オレンジジュースをひたすら飲み、3日目のお昼ごはんにおかゆが出ました。しばらく絶食と言われたので、早く回復しているようです。よかった。
4日目には普通の白いご飯が食べられるようになりました。
5日目ぐらいからは見た目も元気になっていて、血液検査の結果も良好です。
毎日今日こそ退院かな?と期待していましたが、なかなかおりない退院許可。
8日目の朝、主治医の回診で待ちに待った一言が。
「退院していいですよ。」
やったーーー!!!
良かったね。長かったけど頑張った。母も頑張ったし辛かった。嬉しすぎて泣きそうでした。
それ以上に、息子は、入院中に文句や愚痴を言ったりすることなくえらかったです。
同じ病室の子と友だちになったり、教育実習生のお姉さんと将棋を指したりオセロをしたりと、適応能力の高さにも感心したりして。子どもってすごいなぁと思った瞬間でもありました。
お医者さん:「学校はしばらく休んで、登校は来週からにしましょう」
母:「・・・」
(あっ、そうなんだ…。)
退院後、処方された5日間の抗生物質を飲みきり元気に回復して、約3週間ぶりに登校することができました。
ほんとうによかった!
今回のしょうラヂオ。
下の子二人がいて、夫婦ともに実家は遠く離れている中での息子の入院。
長くて辛くて、息子も大変な思いをしたけれども、無事に回復して元気になってよかった。
何はともあれ、健康が一番ですね。
普段、多少あれやあれでも、家族みなそろった普通の日常に幸せがつまっていることにも気づかされた出来事でした。
(と決心した翌日からめちゃくちゃ怒っているのは気のせいなのです…)
- その1:子どもが急性虫垂炎「盲腸」に!盲腸の症状や発覚の経緯など
- その2:手術かちらすの判断は?CTなどの検査も
- その3:手術後の食事や入院中の様子など
- その4:退院後、まさかの再入院…遺残膿瘍に