JR北海道から、わがまちご当地入場券という切符が販売されていることを知っていますか?
101の市町村のそれぞれオリジナルの切符で、その街に足を運ばないと手に入れることができないご当地の切符。
2017年7月に発売になったこの切符、累計販売枚数が12万枚を超えるほどファンの間で大人気のものですが、やっとわたしも1枚目を手に入れることができたので紹介します。


JR北海道わがまちご当地入場券とは?
JR北海道は、北海道と青森県に101の市町村に417の駅があります。
101の市町村それぞれの街の風景と鉄道の写真を収めてつくったのがわがまちご当地入場券。
つまり、切符の種類は街の数だけ、101種類あるということです。

実際にその街まで、足を運ばないと手に入れることができない切符。
JR北海道が発売する普通入場券で、金額は1枚170円。小児用の金額設定はありません。
切符はJR駅のみどりの窓口などで購入することができます。
街によっては、コンビニエンスストア(セイコーマート)でも購入することができますよ。
発売箇所や発売時間はJR北海道の公式サイトで確認してくださいね。
さらに、ご当地入場券ごとに、その街の施設が割引になるという特典が用意されているものもあります。
例えば、ニセコ駅のわが町ご当地入場券の特典は以下のとおり。
- 駅前温泉「綺羅乃湯」の入館料 大人500円を400円に、小学生250円を200円に割引
- 有島記念館の入館料の大人500円を400円に優待
(※わがまちご当地入場券購入当日に限り有効。1枚につきお一人様1回限り)
旅の記念にわがまちご当地入場券を購入し、さらに施設などの入場割引があれば、その街をじっくりと観光するきっかけにもなりそうですね。
さらに、ご当地入場券の端には応募券がついています。

これは、JR北海道からのプレゼント(列車カード)の応募券と、市町村のオリジナルグッツが当たる「わがまち☆市町村賞」への応募券になっています。
異なる10駅を集める毎に応募できる北海道の列車カードは応募したら必ずもらえるもの。
10駅分を集めて応募すると、列車カードと一緒に次の列車カードの応募券ももらえて、さらに10駅集めると違う列車カードをもらえます。
全4種類の列車カードを手に入れるためには、40駅分のご当地入場券を集める必要がありますね。
うむむ、調べれば調べるほどコレクター心をくすぐる仕組み…。北海道の道の駅の完全制覇賞のときのように、自分を抑えられるかどうか自信がありません!
当別駅でわがまちご当地入場券を購入してきました
わたしが記念すべき1枚目を手に入れたのは、JR石狩当別駅にて。
道の駅「北欧の風とうべつ」を訪れたついでに、寄り道してきました。
こちらがJR石狩当別駅の外観。

▼ 駅の建物の中に街灯があるのが印象的でした。

当別町の道の駅の建物の中にも街灯がありましたし、当別町ならではの北欧を意識した駅のデザインになっているんでしょうね。
当別町のわがまちご当地入場券は、JR石狩当別駅のみどりの窓口で購入することができましたよ。
切符の表面は、当別町を走る電車の写真ですね。

裏面は、当別町にある伊達別邸館の案内。

当別町には伊達家にもゆかりがあるんですね。新しい発見です。
当別町にあるふとみ銘泉万葉の湯の入館料(日帰り入浴)の割引の特典もついています。
平日は大人1,130円のところ、950円、土日祝日は大人1,346円のところ、950円という割引内容。温泉に訪れる予定がある方は、お得な特典内容ですね。
他にも、当別町での飲食店でのドリンクサービスなどの特典がついていましたよ。

ご当地入場券がきっかけでその街の駅に立ち寄る。新しい街の風景や美味しいものに出会って、街の魅力に気づく。
北海道のJRの路線は苦境に立たされているニュースが多いですが、明るい話題も運ばれてきました。住んでいる街や観光で訪れた街の駅に足を運び、ご当地入場券をもらいにいくのもいいですね!
