さっそく購入して読みました。「札幌乙女ごはん。」
これほんとやばいです。札幌市民でもそうでなくても楽しめる一冊です。お腹が空きすぎて困りますが、苦情は受け付けません。
ストーリーが楽しめる「札幌乙女ごはん。」
恋に破れ、仕事に生き、婚活に精を出す、小田早織(29歳)。彼女が美食に目覚めたきっかけは、親友が連れて行ってくれたさっぽろラーメン横丁にある「弟子屈ラーメン」で――恋も仕事も遊びも「食」も! 札幌在住・アラサ―女子の美食活動はじまります!!
こんなあらすじの「札幌乙女ごはん。」ですが、あらすじ以上のおもしろさがこの漫画には詰まっていますよ。マーガレット系の少女漫画っぽい絵もきれいで読みやすい。
イケメン風上司との恋、年下彼氏、お友達から壁ドンまで。
なんか、もっとまじめな?雰囲気の漫画を勝手に予想していたから、びっくり。
主人公とその友人たちの恋の展開が普通に気になるんですけど!!
えっ、1巻はそこで終わりなの?もっと先の展開が読みたいーーー!という率直な感想です。
舞台は札幌、お店も実際に存在する店舗
舞台は札幌。登場するお店は実際に存在する店舗です。
「美味しんぼ」のようないわゆる食漫画ではないので、うんちく合戦が披露されるわけではありません。至高のメニューも究極のメニューも追い求めているわけではないので、過剰なまでのおいしさの表現があるわけでもないです。
その代わりに、美味しそうな料理がごく自然にさらりと登場します。
セリフも普通の感覚での感想です。
合コンだったり、お友達と飲みに行く場所ったり、仕事帰りに立ち寄ったお店だったり。あるあるなシチュエーションで、美味しそうな料理が登場。
食べ物には、疲れや嫌なことを吹き飛ばす力があるということを再認識。
とにかくどれも美味しそう!!
目の前でチャーシューをあぶって出してくれるラーメン屋さん!知らなかったなー。
やばい、夕ご飯食べたばっかりなのに、今すぐ食べたい。(車で行けばすぐ行けそうだなー)
各回ごとに、でてくるお店の情報や地図が詳細にまとめられているのもわかりやすくて嬉しいポイントです。
札幌出張や観光のときのガイドにもよさそうですね。
ストーリーが楽しめる漫画、兼、ガイド本というスタイルは新しいかもしれません。
今回のしょうラヂオ。
札幌出張や観光の予定がある乙女たちへ告ぐ!この本を読んで、札幌の美食の魅力を知ってから来札するのもいいかもしれません。リアルなセリフに共感し、お店に行きたくなる衝動を抑えるのに苦労すること間違いなしです。
札幌からしょうがお届けしました。