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書籍レビュー【おとめ六法】すべての女性に読んで欲しい!ネット・学校・くらし・仕事でのトラブルに頼れる一冊! #PR

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しょう
こんにちは。 2人の娘がいる しょう(@syoradio1)です。

最近、よく耳にするネットのトラブル。面と向かっては絶対にいえないコトバもSNSだったら、簡単に書き込んでしまってもいいのでしょうか?もし、自分が嫌なことをネット上に書かれてしまったらどうすればいいの?

SNSやインターネットだけではありません。学校・恋愛、暮らし・仕事・結婚…などでのトラブル。

当記事で紹介する「おとめ六法」は、トラブルに直面したときにどのように行動すればいいのかが具体的にわかる本。どこの相談口に相談すればいいのか、どの法律が適用になるのか…。

法律の上では男女平等ですが、「女だから仕方ない」という風潮は残念ながら今も色濃く、女性というだけで生きづらいと感じることがある日本の社会。

自分のため、娘や家族・友人を守るために読んでおきたいおすすめの本を紹介します。

本記事は、「おとめ六法」の書籍をご提供いただいて執筆しています。提供していただいていますが、レビューは私自身が感じたことを率直に記事にしています。

おとめ六法とは?

紹介する書籍「おとめ六法」は、2020年5月28日にKADOKAWAから出版された本。

著者の上谷さくらさん、岸本学さんはともに弁護士で犯罪被害者の支援もしています。法律の専門家が書いた書籍ですね。

おとめ六法
おとめ六法

「おとめ六法」は、女性の一生に寄り添う法律集。

女性が遭遇する可能性があるトラブルに対し、対応する法律や具体的にどのような手続き、行動をとればいいのかが、事例をふまえてわかりやすく説明してあります。

恋愛、SNS・インターネット、学校、くらし、しごと、結婚。

トラブルに遭遇したときに「自分が悪いのかも?」と思い込み、我慢したり、諦めてしまう人が少なくありません。むしろ「ずっと我慢していることが、法律で解決できることかもしれない」ということに気がつかないままの人も多いのではないでしょうか?

 

「おとめ六法」は、トラブルの例と解決方法が具体的に示されています。法律を知ることで、人生を前向きに乗り越えていけるきっかけにもなる一冊です。

では、次に「おとめ六法」を読んでわたしが感じたおすすめしたい点を紹介しますね!

おとめ六法のここがおすすめ!

実際に「おとめ六法」を読んで感じた点は以下の通りです。

さっそく一つずつみてていきましょう。

トラブルの事例が具体的でわかりやすい!

  • 飲食店でパートをしているが、残業の時間が30分を超えないと支払われないことになっている
  • SNSでつきまとわれている?ブロックすればおさまる?
  • 契約社員で、妊娠したことを会社に告げたら、来月の契約更新はしないと言われた
  • 付き合ってる人がいるときに「合コン」に行ったらだめ?

恋愛、SNS・インターネット、学校、くらし、しごと、結婚のそれぞれのトラブルが事例とともに具体的にあげられています。本当にわかりやすい!

思わず目をそらしたくなるようなゾッとするような事例があるのも特徴の一つ。でも、実際にはあること・起こりうることなのでしょうね。辛い。

トラブルの事例がリアルでわかりやすいです。

仕事や暮らし、ネットの使い方などで「これっていいのかな?」と不安に思っていたり、「だめかもしれないけどみんなもやってるから大丈夫」という自分の中で曖昧なまま見過ごしていることってあったりしますよね。

また、日常生活や過去を振り返ったときに、自分がなにか我慢していること・我慢していたことは意外とあるのかもしれない…と気が付かされました。

何かを変えるのは面倒くさいし、自分も悪いかもしれない、または自分が我慢してればいいから…という理由で、声を挙げられないシーンというのは多々あると思います。立場が弱かったらなおさらですよね。

この本を一冊読むことでスッキリとしました。

「あっ、これってだめなことだったんだな。」とか、会社時代のあれはパワハラだったんだ…とか。

過ぎたことでも、しっかりと理解できると前向きな気持になれることもありますね!

いざというときにどう対応すればいいのかわかる!

メモを書いておく、日記を書く、その日のうちにメールで親や友人に送信しておく、〇〇の相談窓口で相談する、弁護士に相談する…

トラブルにあったときに、どういう行動を取ればいいのかが具体的に書いてあります。いざというときに、どういう行動をとればいいのか検討がつくのは大きいですよね。

例えば、満員電車の中で痴漢にあったときのその場の対応として、以下のような事が挙げられてました。

  • 触ってくる手をひっかくなどして、犯人の手に証拠を残す
  • 被害者の爪に加害者の皮膚片を残す(DNA鑑定のため)
  • 衣服にも犯人のDNAが残っている可能性がある
  • スマホを操作していたら、加害者の顔や手を撮影する。撮影すると発生場所や日付の特定にも役立つ。

なるほど!写真をとるのは、犯人の証拠写真だけでなく、日付や場所の記録にもなるんですね。皮膚片を残す…なんてことは、よく刑事ドラマの証拠には出てきますが、まったく気が付きませんでした。

知っているか知らないかだけでも、とっさにできる行動は変わってきますよね。自分が知っていることで、友人や家族など大切な人を守ることもできます。

さらに、痴漢では次のような事例が挙げられていて対応方法が一つずつ書かれています。

  • 犯人を掴まようとしてくれた人がいたが、犯人が逃げてしまった
  • そんな格好をしているからだと言われた。自分の格好が悪いの?
  • 電車に乗ったら痴漢をした犯人がいたが、現行犯でないと逮捕できない?顔をはっきりと覚えており、相手に間違いはない。
  • 相手が冤罪を主張しているときはどうすればいい?
  • 相手が示談にしたいと言ってきたら、どのように対処すればいい?
  • 犯人を間違えてしまった場合

そうそう!これが知りたかった!痴漢などの事件はニュースなどの報道で結果だけは耳にしても、「じゃあ具体的にこういうときはどうなの?」ということは、全くわかりませんよね。

もし、犯人を間違えてしまったら、冤罪と言われたらどうすればいい…そんな不安が一握りでも心にあると、いざというときに動けなくなるものです。(わたしは社会人のときに満員電車で都内を通勤していたのですごくよくわかります)

「恋愛、インターネット、学校、くらし、しごと、結婚」。

誰もがどこかで向き合う可能性がある事例とそのときにどうすればいいのかという具体的な方法が書かれています。窓口はここ、この法律が適用になる、弁護士に相談すべき…など。

いざというときに、知っているのと知っていないのでは大違いです。

トイレで自撮り棒をチェック?身を守るためのノウハウ集

さらに、すごいと思ったのは、自分の身を守るための方法まで言及されていること。

トラブルが起こってからの解決方法だけでなく、そういう事態を回避するためにはどうすればいいのか、何に気をつけるべきかということまで、この1冊にはびっしりと詰まっています。

「法律をわかりやすく解釈してくれている本」という認識でしたが、それ以上に「自分や大切な人を守るためのノウハウ集」と言っても過言ではないくらいです。そのぐらいの情報が詰まっています。

例えば、先ほども例に上げた痴漢の項目では、アプリなどを使った痴漢対策についての説明がありまいた。知らなかった!

盗撮の項目では、トイレの個室に入ったら自撮り棒が覗いていないか、エチケットボックスなどに変なものがないかを確認する習慣をつける…という旨の内容があります。

盗撮されたらどのように対応すればいいか、というトラブルの対応方法だけでなく、盗撮されないためにはどうすればいいのか…というトラブルにならないためにできることまで学べます

オートトロックって安全?示談の方法は? コラムが素晴らしい!

「おとめ六法」には本編とは別に、コラムが11本も掲載されています。コラムがとても読み応えがありました。

コラムの内容は、性被害のこころのダメージ、セクシャル・コンセントとは?、表現の自由の限界、女性だけ試験で減点、ブラック校則、オートロックでも危険、示談の方法は?…などなど。

例えば、「性被害を打ち明けられたらどう対応する?」というコラムでは、この本の筆者が犯罪の被害者の支援をされているからこその内容で納得。心をえぐられるような気持ちで読みました。

被害者の気持ちに寄り添った対応、この本を読んでいなかったら自分は「悪い例」の筆頭になっていたでしょう。

それだけではありません。マンションのオートロックでも不審者が侵入してくるパターンも詳しく書かれていたり、ひとことに「示談」と言っても実はいろいろな方法があるということ…。

コラムだけでも気になる話題や旬のトピックが並んでいて、とても読み応えがありましたよ。

まとめ すべての女性に届けたい1冊

「自分には関係ないだろう…」と思っていても、いつ自分や身近な人がトラブルに遭遇するかはわかりません。いざというときに、どうすればいいのかという対処法を知っているのか知らないのかだけでも違いますよね。

さらに、知識がないと自分が普段の何気ない行動が、知らないうちに加害者になって誰かを苦しめているかもしれません。この本は、すべての女性に読んで欲しい一冊。むしろ、男性も読むことで気づきも多いのではと思います。

さらに、トラブルを防ぐために何に気をつけるべきか、自分の身を守るために普段どういうことに気を配ればいいのかということまで学べるのは本当にありがたいですね。

SNSなどのインターネット、フリマアプリでのトラブル、学校でのいじめ、パワハラやジェンターハラスメント。現代社会だからこそ問題になることに関心をもつきっかけにもなります。

筆者のあとがきの言葉に深く共感しました。

「おとめ六法」はいつか「なくならなくてはならない」本と筆者は述べています。法律の上では男女平等であるはずの男女間の権利や地位、家庭内での立場などのギャップがいまでもあるのが現状の日本社会だからです。

本来の女性の権利が実現すれば、このような本がいらないという想いをこめて「なくならなくてはいならない」本と表現しているのですね。

いま我が家では、こども向けに書かれた法律の解説本「こども六法」を親子で読んでいます。娘が中高生ぐらいになったら「おとめ六法」は、間違いなく読んで欲しい一冊ですね。

どちらもおすすめ!
どちらもおすすめ!

「人生を前向きに生きれるようになる本」というキャッチコピーがぴったりの一冊でした!

この本を多くの人が手にとり学ぶことで、「おとめ六法」が「なくても大丈夫な社会」が近づいてくるような気がします。

この記事で紹介している本

▽中高生からすべての大人におすすめ!

 

▽子ども向けには、こちらもおすすめ!

 

 

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