音威子府の「常盤軒」は惜しまれつつ2021年に閉店しました。美味しいお蕎麦をご提供いただきありがとうございました。
こんにちは。札幌のしょう(@syoradio1)です。
北海道の道北にある音威子府(おといねっぷ)を通りがかったら、我が家が必ずと言っていいほど、食べるもの。それは、音威子府の黒いお蕎麦です。今回も、例にもれず味わってきました。あぁ、美味しかった!
音威子府の黒い蕎麦 日本で一番美味しい駅そばをいただく
音威子府(おといねっぷ)は、北海道の道北地方にあり、北海道で一番人口が少ない村です。
音威子府の黒いお蕎麦をいただけるお店は、何店舗かありますが、今回は音威子府駅構内にあるお蕎麦屋さん『常盤軒』を訪れました。
音威子府駅の中にあるお蕎麦屋さん(常盤軒)は『日本で一番美味しい駅蕎麦が食べられる』とも言われています。
駅に入ると、蕎麦つゆのいい匂いとともに飛び込んできたのは行列!
さすが、日本一美味しい駅蕎麦!人気も高いようです。
ここ音威子府駅に停車する電車は、1日4本のみ!訪れている人がほとんど駅蕎麦目当てということがわかります。
こちらが、お蕎麦屋さんのメニュー。
かけそば370円とリーズナブルなお値段。種類も4種類とシンプル。温かいお蕎麦のみです。お土産用の生そばや蕎麦つゆも売っています。
列に並びましたが、回転も早く並んだ時間は5分少々。
80歳をこえるおじいちゃんとおばあちゃんがお店を切り盛りしています。
『常盤軒』は、昔は駅のホームにあったお蕎麦屋さんです。
いただいたのは、かけそば(370円)。
何と言っても、特徴はお蕎麦の黒さ!
わかりますか??このお蕎麦の色の黒さ。
黒いお蕎麦は太くてコシの強い麺。素朴な風味とともにそばの風味を地よく感じるようなお味。
さらに、しっかりと出汁が効いた蕎麦つゆが美味しい。蕎麦つゆだけお土産用も買って帰りたいくらいの美味しさで…。
つゆもしっかりと飲みきって、ごちそうさまでした。
子どもたちは、温かいお蕎麦は普段は苦手なのですが、ここのお蕎麦は美味しかったようで、「美味しい!」を連発してしっかりとたいらげていました。
子ども用の蕎麦は、ネギ抜きにしてもらいました。
子連れで出歩くようになり、やはり子どもも「また食べたい!」というと、自分の中での満足度もぐっとあがります。
駅構内にあるお店なので、いただくのは駅のベンチや畳のスペースです。
音威子府のお蕎麦が黒い理由
音威子府の蕎麦の特徴の一つは、見た目の色の黒さ。黒い理由を調べてみました。
どうやら、イカスミが混ぜてあったり、ゴマを練りこんでいるわけではありません。つなぎとそば粉の割合も関係ないです。
黒い理由は、そば粉を挽く時の順番。
そば粉を挽くときは、そばの実から挽かれるので、初めは色が白く、それから二番粉、三番粉になるにつれ色が黒に近づいていくそうです。 三番粉になると、薄皮を挽いたものとなり色が濃いのです。音威子府の蕎麦が黒い理由は、二番粉、三番粉を使用しているからです。
家族みな大好きで、よく食べるお蕎麦ですが、黒さの秘密を調べているうちにお蕎麦そのものにも詳しくなったような気がしています。(相乗効果!なのか…)
音威子府駅には、「天北線資料室」が併設されています。
天北線資料室から。昔の音威子府駅の様子が伺えます。
音威子府駅の駅蕎麦「常盤軒」のアクセス、営業時間などの詳細情報
今回のしょうラヂオ。
音威子府の黒いお蕎麦、どこか懐かしさを感じる雰囲気も大好きです。次回も、音威子府を訪れたら立ち寄って食べたいお蕎麦。
お出かけの参考になれば嬉しいです。
キャンプ旅から2週間ぶりに札幌に帰るしょう(@syoradio1)がお届けしました。
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では、次回の更新もお楽しみに!