北海道江別市にある施設、北海道立埋蔵文化財センターの紹介です。
道内各地で出土した遺跡や考古学の世界に触れることができ、さらに無料で勾玉(まがたま)づくりや砂絵などのさまざまな体験ができるお出かけスポットです。
北海道立埋蔵文化財センター
- 住所:北海道江別市西野幌685番地1
- 開館時間:午前9時30分~午後4時30分まで
- 休館日:毎週月曜日、年末年始、祝休日(ただし、開館している祝日もあり)
※詳細は公式サイトを参照してください - 入館料:無料
- おむつ替えコーナーあり
- 授乳室あり
- 飲食可能なスペースあり(食べ物持ち込み可)
- ベビーカーのまま入館可能
考古学の世界へようこそ!道内各地で出土した遺跡が展示
埋蔵文化財センターは江別市にあり、すぐ近くには北海道博物館や北海道開拓の村があります。
入館料は無料です。
展示室には、北海道内で出土した約1000点もの土器や石器などが展示されています。
なかには、重要文化財に指定されている貴重な資料もあります。北海道で出土した遺跡ということもあり、身近でなかなか興味深く見ることができます。
展示室の入り口には、テレビがあり、アニメーションが上映されています。
子どももわかりやすく埋蔵文化財センターの紹介や、発掘の方法などがが紹介されています。
子どもたちはこのアニメに見入っていました。
勾玉づくりやミニチュア土器など無料でできる体験コーナー
この施設のおすすめポイントはなんといっても無料でできる体験コーナーです。
来館し、申し込みをすると体験ポイントが1人につき10ポイントもらえ、10ポイント分の教材と交換することができます。
体験できる種類は、勾玉(まがたま)作り、ミニチュア土器作り、砂絵、拓本、飛び出す仕掛けカード作り、土器パズル、かたぬきぬりえなどです。
種類により幼児から楽しく体験できます。
ポイントはそれぞれ教材ごとに決められています。
例えば、砂絵の台紙が2ポイント、色砂が1ポイント、勾玉づくりに使う石が種類により2~4ポイント、ひもが1~4ポイント、やすりセットが5ポイント、などです。
10ポイントで最低1つ、組み合わせによっては複数の体験ができる仕組みになっています。
我が家が訪れた時は、上二人の子ども(小学2年生、年長)は勾玉づくりの体験、下の子(年少)は砂絵作りを体験しました。
勾玉づくりは、水に浸しながらひたすらやすりで磨いて形を作っていきます。
年長の娘には難しいかなと思いましたが、自分で作り上げていました。
紐をつけて、ネックレスにしています。
飲食可能なスペースもあり
館内には、おむつ替えコーナーや授乳室、飲食可能なスペースがあります。
ベビーカーのまま入館可能で、ベビーカーは貸し出しもあります。
小さな子供連れでも安心して訪れることができる施設です。
パズルやお絵かき、火おこし体験コーナーなども
土器などの遺跡の展示だけでなく、パズルやお絵かきなどを楽しめるコーナーもあり、小さな子どもも楽しむことができます。
火おこしできる用具もあり、実際に触って火おこしにチャレンジすることもできます。
土器や石器に触れる体験や展示室を楽しく巡るクイズラリーもあります。
楽しみながら縄文時代やその生活に触れることができます。
夏休みや冬休みは自由研究教室の開催も!
毎年、夏休みと冬休みには、自由研究教室が開催されています。
「まいぶん遺跡探検隊」という名前のこども考古学教室で、石器に触れて作る体験や、室内での発掘調査、火おこしなどの体験の教室が開催されています。
どれも、子どもにとっても興味がわきそうなテーマの教室で、自由研究の題材にもぴったりです。
ほかにも、親子ガラス玉づくり教室など、親子で参加できる体験会も随時開催されています。
まとめ
江別市にある北海道立埋蔵文化財センターは、考古学や縄文の文化や生活に触れ、子どもと一緒に体験を楽しめる施設です。
入館無料、体験料も無料です。遊びながら学べるおすすめのお出かけスポットです。