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【銀水】はかんざらしの名店!20年の時を経て復活!ドラマ「かんざらしに恋して」の舞台|島原市

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島原半島の東に位置する長崎県の島原市。古くから湧き水が豊富で、江戸時代には「水の都」ともよばれていました。
島原のまちなかを歩くと、たっぷりの流れる湧水路に鯉が泳ぐ姿が見られます。「鯉の泳ぐまち」として古くからの建物も残り、歴史ある建物が点在し風情ある景色が今も残っています。

島原の名物といえば、「かんざらし」
かんざらしは、ひんやりとした甘いデザートで島原の伝統的なスイーツ。水が豊かな島原らしさを感じます。

かんざらしの名店といえば1915年創業の「銀水」
約20年間の閉店期間を経て、現在は島原市地域おこし協力隊による地域活性化の発信拠点として復活、営業しています。

この記事では銀水について紹介します。

この記事でわかること
  • かんざらしとは?
  • 銀水のアクセス・営業時間・駐車場
  • 昔の銀水のフォトギャラリー

かんざらしとは?島原の伝統的な冷たいスイーツ

「かんざらし」とは、白玉粉で作った小さな団子を「島原の湧水」で冷やして、蜂蜜や砂糖で作った蜜をかけたもの。

島原の伝統スイーツ「かんざらし」
島原の伝統スイーツ「かんざらし」

ひんやりと冷たい白玉団子と上品な甘さの蜜は相性がぴったり。食べやすくて、暑い夏にもぴったりな冷たいデザート。大人も子どもも大好きなおやつです。
武家屋敷や島原城などの観光スポットを始め、島原市内の飲食店で食べることができますよ。

「しまばら遊水館」ではかんざらしを手づくりする体験もできます。子どもと体験してきましたがとても楽しくて美味しい体験でした。

かんざらし作り体験
かんざらし作り体験

浜の川湧水 銀水とは?アクセスや営業時間・駐車場など

浜の川湧水「銀水」とは島原かんざらしの名店。大正4年に入江ギンさんが始めた元祖かんざらしのお店です。


昭和30年には2代目の田中ハツヨシさんがお店を引き継ぎましたが、ハツヨシさんが亡くなり「銀水」は閉店。

それ以降はイベント時に臨時営業するのみでした。
下の写真は、平成8年に訪れたときのものです。

2008年当時の銀水
2008年当時の銀水

約20年間近く「銀水」の建物は空き家でしたが、島原市が「銀水」の建物と土地を取得し改修。名店の復活を目指しました。
現在では、島原市地域おこし協力隊により、お店が復活しています。

銀水のアクセス・営業時間・駐車場情報など

銀水のアクセスや営業時間などの基本情報は以下の通り。
銀水の基本情報
  • 場所:長崎県島原市白土桃山二丁目1093
  • TEL:0957-63-4610
  • 営業時間:10時00分~17時00分
  • 定休日:毎週火曜日
  • 駐車場:あり

▽島原駅から銀水まで車で6分ほど

▽徒歩の場合、南島原駅から徒歩10分

銀水の主なメニュー

銀水の主なメニューは以下の通り

「銀水」の主なメニュー
  • かんざらし
  • ところてん
  • かんざらし・ラムネセット
  • ところてん・ラムネセット(夏限定)
  • ぜんざい・コーヒーセット(冬限定)

 

銀水 写真ギャラリー

銀水を訪れた2008年当時の写真ギャラリーです。

現在は店舗は改装されていますが、タイル張りの水槽や、湧水の噴き出し口にあったピンポン球が回る仕掛けなどは、現在も当時の状態が再現されています。

タイル貼りの水槽
タイル貼りの水槽
ラムネにところてん
ラムネにところてん
つるんとしたかんざらし
つるんとしたかんざらし

銀水の前にある「浜の川湧水」

銀水の前には「浜の川湧水」があり、現在でも利用されています。

4つの区画に区切られた洗い場があって、食料品を洗うところ、食器を洗うところなど各用途によって上から順々に水を利用していくような仕組みになっている浜の川湧水。自由に見学することができますよ。

長崎発地域ドラマ「かんざらしに恋して」の舞台

紹介した「銀水」は、NHKBSプレミアムで2019年2月6日夜9時から放送されるドラマ「かんざらしに恋して」の舞台にもなっています。
島原を訪れたらぜひ立ち寄りたいスポットの一つ。
昔懐かしいレトロな雰囲気を感じながら、つるりとした上品な甘さのかんざらしをぜひ味わってみてくださいね!

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