少し前に江別市にあるエブリ(EBRI)を訪れてきました。
エブリは2016年3月にオープンした商業施設。工場だったレンガ造りの建物をそのままにショップへと改装。工場時代の雰囲気が残り、おしゃれでレトロな空間は、建物を見るだけでも訪れる価値あり。さっそく紹介します。
江別エブリ(EBRI)は元工場。レンガ造りの建物を最大限生かした商業施設
2016年3月に江別市にエブリ(EBRI)が誕生しました。
「エブリ」の名前の由来は、「EBETU・江別」と「BRICK・レンガ」。江別市といえば、レンガで有名ですね。
商業施設「エブリ」の最大の特徴は、60年以上たつレンガ造りの建物です。
もともと工場(株式会社ヒダ)の建物を最大限に残して、エブリとして生まれ変わりました。
株式会社ヒダは、土管や陶管を製造していた会社です。
レンガ造りの建物は、歴史がある建物ほど趣を感じますよね。
「エブリ」としてオープンするにあたり、耐震工事などの改修で、とても手間と費用がかかったそうです。しかし、なるべく工場の建物そのままにという方針で作られた「エブリ」には、建物自体に魅力を感じます。
「エブリ(EBRI)」のテナント紹介、レストランやカフェ、アンテナショップなど
エブリの中にはレストランやカフェ、ショップなどのテナントが入っています。
エブリの案内図。
こちらは産直の「えぶり市場」。
地元で採れたお野菜など産直の野菜、魚、肉などがそろっていました。旬な食材や江別ならではの食材を探すならここですね。
江別アンテナショップ「GET’S(ゲッツ)」。
江別の特産品や姉妹都市の名産品を買うならここ。
江別産の小麦、有名ですよね。
ホームベーカリーで焼いたパンでも、江別産の強力粉を使うと違いが判ります。
面白いものを見つけました!
お土産にもよさそうな「ミニチュアレンガ」。
実際のレンガの10分の1の大きさのレンガが入っています。ミニチュアですが、原料と製法は本物と同様に作られています。
木工用ボンドで組み立てることで、レンガのお家や小物入れなどを自由に作ることができます。
これがあれば、ついに「3匹のこぶた」のジオラマが完成できそう!(いや、作ってはいないですが…)
アンテナショップでは、江別の観光情報の発信もしています。
江別のイベント情報の案内。
壁一面が黒板になっているところはひときわ目を引きます。
一面に描かれたチョークアートが素晴らしい!
旧ヒダ工場の歴史をしのぶこともできます。
ほかにも、カフェやレストラン、スイーツショップなどが並んでいました。
ハーフバイキングがあるイタリアンレストラン。
エブリでは随時、イベントも開催されています。週末マーケットや、子供向けのワークショップなどのイベントなどです。
エブリ(EBRI)の営業時間、アクセスなどの詳細情報
エブリ(EBRI)の営業時間、アクセスなどの詳細情報です。
- 住所:〒069-0821 北海道江別市東野幌町3-3
- アクセス江別西ICより車で10分、JR野幌駅より徒歩5分
- 駐車場あり
- 開館時間10:00~22:00 ※テナントにより異なる
- 休業日:年末年始は休業
今回のしょうラヂオ。
古い建築物が好きな人なら、建物の雰囲気を味わうだけでも訪れる価値がある施設です。
写真には納めてきませんでしたが、天井の様子や壁や床、工場の当時のものをなるべく残しつつ、おしゃれな雰囲気もかもしだしている内装がとても素敵だなと感じました。
「レンガの町、江別をディープに街歩きしてみたい」というやりたいことリストがまた一つ増えました。
お出かけの参考になればうれしいです。