こんにちは。札幌のブロガー しょう(@syoradio1)です。
今回は、北海道の当別町にある亜麻畑を紹介します。
昨年訪れたときは、可愛らしい薄紫色の花が一面に咲いていましたよ。
毎年、7月上旬には、亜麻まつりも開催されます。
亜麻ってなに?歴史や亜麻仁(アマニ)油や繊維など
そもそも亜麻は、どのような植物だか知っていますか?(わたしは知りませんでした!)
亜麻と聞くと思い出すのは、『亜麻色の髪の乙女』。
亜麻の歴史や亜麻から作られるものを調べてみました。
亜麻は江戸時代から、亜麻仁(アマニ)油をとるため栽培が始まった植物です。
明治時代には、繊維を取るために北海道に導入し、かつては当別町でも亜麻の栽培は盛んでした。
しかし、コストも安い化学繊維の登場によって昭和40年代には亜麻は化学繊維にとってかわれれ、亜麻畑は消滅していました。
そういえば、亜麻仁(アマニ)油は、雑誌の健康特集でも見かけたことがあります。
アマニ油はからだに必要な油オメガ3(必須脂肪酸)αリノレン酸を豊富に含み、中性脂肪や高血圧、心臓疾患の予防として効果があると言われ、毎日摂取することが必要です。最近の健康ブームによるシニア層を含めた意識の高まりや、TV番組で取り上げられ注目される食品になっています。
なるほど、健康という面からも注目が高い食品なんですね。
▼こちらは、北海道産の亜麻仁油。
値段を見てびっくりしました!超・高級品なんですね!!すごい!すごいぞ!
当別町の亜麻畑を紹介!美しい花畑にうっとり
当別町の亜麻畑は、以前に盛んに栽培されていた亜麻畑を復興させたものです。
当別町の亜麻畑からとれたものは、亜麻繊維(リネン)製品や、亜麻そばなどの特産品にもなっていますよ。
▼こちらが、亜麻の花。
可憐で美しい薄紫色ですね。
あれ?
亜麻色の髪の乙女って、薄紫色?
紫色の髪の毛なんて、なんだかすっごいとがった乙女なイメージになってしまう…。
いえいえ、違いました。
亜麻色(あまいろ)とは、亜麻を紡いだときの糸の色をさします。
黄色がかった薄茶色のことです。
なるほど、そうなんですね。亜麻色の髪の乙女、想像通りな雰囲気であってますよ。
亜麻畑は当別町の数カ所で見られます。
亜麻畑がある場所には、『亜麻畑』ののぼりが立っているのでわかりやすいですね。
満開の美しい花を一番堪能できる時間は、早朝。
亜麻畑の場所は毎年変わるので、当別町の観光協会の公式サイトで確認してくださいね。
- 亜麻畑の見頃:7月上旬 ~ 7月下旬
- 亜麻畑の場所:毎年変更あり。当別町の観光協会のサイトにて確認
北海道亜麻まつりの開催日時、場所、内容などの紹介
当別町では、毎年7月上旬に、『北海道亜麻まつり』が開催されます。
2017年の開催概要です。
- 日時:7月9日(日) 7:00~13:30
- 会場:旧東裏小学校(当別町東裏2796の1)
- アクセス:JR当別駅から車で約10分、JR札幌駅から車で約1時間
- 駐車場あり
- 当別町観光協会のサイト
- 内容:
亜麻フォトコンテスト入賞作品の展示や亜麻繊維(リネン)採取&糸紡ぎ体験(各有料)
亜麻製品、亜麻そばの販売や、町内の特産品を使った米だんご、フランクフルトなどの出店も。
会場から亜麻畑を結ぶバスも運行予定