わたしには子どもが3人います。
2歳差3兄弟。
子どもは3人とも小学生(小学1年生・3年生・5年生)。
振り返ると、わたしが妊娠中のときや子どもが赤ちゃんや幼児のときは、今よりもいろいろと大変なことがあり、子ども3人連れだからと言う理由で、たくさんのことを諦めてきたような気がします。
たまたま目に入った有名人のブログの記事を読んで、わたしもいろいろな経験をしてきたことを思い出しました。
世の中は子ども2人までの想定しかしていない!
話題になったブログの記事の内容は、
赤ちゃんを含む子ども3人連れで児童館を訪れたところ、大人1人あたり入場できるのは子供2人までというルールがあり、入場を断られたというもの。
この施設はアスレチックのような遊具がある場所。安全面を考慮して…ということで大人1人あたり子ども2人までという入場制限があるそうです。現状こういう遊び場はたくさんあります。確かに、大人1人で子どもをしっかりと見守れるのは2人が限界ですよね。しかるべきルールですし、やはり子ども3人連れだと、事前に規制やルールはかなり気にする必要がありますね。わたしもかなり気にしています。
でも、安全面とは全く別の次元で感じていることもあります。例えば、手続きなどで、子どもが3人いるだけでめちゃくちゃ大変な思いをすることもたくさんありました。
- 子どもが2人まで参加できる親子教室
- 下の子がいたら参加できないイベント
- 子どもが3人だと宿泊予約がネットでとれない!
- 航空会社によっては、子ども3人だと飛行機もとれない!
- レジャー施設などの入場のファミリープランの想定が子ども2人まで
- 1人や2人だったらできることも、3人だとできない
- そもそも想定が2人までなので、子どもが3人だと面倒な手続きを踏まなければいけない
子どもが多いことで何かをあきらめたり、大変な手順を取らなければいけないのは辛い。
保護者1人に付き2人まで入場などという安全面を考慮してのことはしょうがないと思います。納得です。
実際に大人1人で子ども3人をずっと見守るのはかなり無理があります。しいていえば、有料でもいいから、託児サービスなどがあれば上の子2人をめいいっぱい遊ばせることができますね!
でも、これはどうでしょう。
ネットで予約するときに、子供2人までしか入力できないから子どもが3人以上いる家族は宿がとれない…、
お部屋の想定が子ども2人までだから、予約すらできない。
飛行機の予約もとれない。
楽しそうなイベントなのに子どもが3人いるから参加できない。
子ども3人以上の家族を想定していない・または無視してからおこるちょっとしたズレ。そういうことによる不便さもあるんじゃないでしょうか。
子どもが3人以上の家族にも目を向けてほしい!
割合的に少ないからと、子どもが3人以上の家庭がないがしろにされてしまうのはちょっと違うなと思います。
- 子供の入力欄が2人分しかない
- 子どもが3人だと予約ができない
- そもそも子ども3人の場合はどうすればいいのかわからない…
- 子どもが3人以上の場合は、とても大変な手順を踏まないといけないことが度々発生する
こういう場面に遭遇するたびに、諦めにも近いやるせないような気持ちになります。
ここで、3児の母からちょっとしたわがままを。
「システマチックなことは、ほんの少しでも考慮していただけたら」嬉しいです。
- 世の中のシステムを作る人たち、システムを考える人たち
- 家族向け・子供向けのイベントやプランを考える人たち
どうか、子どもがたくさんいる家族のことをほんのちょっとでも考えてくれると嬉しいのです。
子どもが3人いるからできない、諦める、大変な手順を踏まなければいけない…というシーンが少しでも減ったら嬉しいです。
こんな不都合な思いをすることもありますが、3人育児はいいところがたくさんあります。
毎日が賑やかで、楽しいですよ!
1人を抱っこして、もうひとりはベビーカー、もうひとりは手を引いて。なかなか前に進まないお散歩をしながら毎日公園歩いて遊ばせて。
大変すぎた日々も、振り返るとあたたかく幸せな記憶。
今でも変わらず毎日がとにかく賑やか。子供の性格も三者三様、全然違くて。面白いですよね。子どもに気付かされることばかりです。
子だくさんでも、子どもを育てやすい世の中になりますように。
ビバ!3人育児!