こんにちは。「しょうラヂオ。」を運営しているしょう(@syoradio1)です。
今回は、長崎県から真っ黒な麺をご紹介。
夫の地元である長崎県の島原市に帰省するたびに頂いている真っ黒な麺、その名も「六兵衛」(ろくべえ)の紹介です。
どうして麺が真っ黒?六兵衛(ろくべえ)の名前の由来は?
紹介するのは、六兵衛(ろくべえ)という名前の真っ黒な麺。
どうして麺の色が真っ黒なの?サツマイモが原料?
どうして、麺が真っ黒なのでしょう?
真っ黒の麺の正体はサツマイモ。
サツマイモを生のまま乾燥させて粉し、粉とヤマイモと一緒に練って団子状にします。それを、ところてんのように押し出し機で押し出して、麺にするのです。
日本でも珍しい「押し出し麺」です。
色が黒いのは、サツマイモに含まれる色素によるものです。
六兵衛(ろくべえ)という名前の由来は?
六兵衛(ろくべえ)という名前の由来は、江戸時代の深江村(島原半島にある)の名手の名前にちなんでいます。
江戸時代に島原で飢饉が発生したときに、深江村の名主を務めていた六兵衛が保存食のサツマイモ粉を食べる方法として考案しました。そこから、六兵衛という名前が付いたと言われています。
六兵衛茶屋(千々石店)で六兵衛(ろくべえ)をいただく
立ち寄ったのは六兵衛茶屋の千々石(ちぢわ)店。
近くに、年始には世界一の門松がみられる橘神社があります。
民芸店のような雰囲気の店構え。
入口の近くには囲炉裏もありました。
子上がりや子ども用の椅子や食器もあり、子連れでも安心のお店です。
こちらは、メニューの一部。
ランチ六兵衛定食750円。珈琲はサービス、ご飯のお代わりも無料。子連れにもありがたいサービスでお値段もお財布に優しい価格設定です。
じゃーん。こちらがランチの六兵衛定食。
こちらが、サツマイモが原料の六兵衛です。
素朴で優しい味がします。柔らかく、サツマイモからできている麺なので、小さい子供からパクパク食べることができる麺です。
ほんのりとしたサツマイモの甘みも感じられる六兵衛。美味しかったです。
六兵衛茶屋 千々石店の営業時間などの詳細情報
「六兵衛茶屋 千々石店」の営業時間などの詳細情報です。
今回のしょうラヂオ。
今回は、島原名物の六兵衛(ろくべえ)の紹介をしました。真っ黒な麺にはじめはびっくりしますが、サツマイモの優しい味で体にも優しいこと間違いなし!
島原を訪れたらぜひ食べていただきたい郷土料理の一つです。
お出かけの参考になれば嬉しいです。次回の更新もお楽しみに!