福島県福島市にある「古関裕而(こせきゆうじ)記念館」へ行ってきました。
福島市はわたしの実家がある場所でもあります。地元ですが古関裕而記念館へ足を運んだのは初めて。
2020年春から始まるNHKの朝ドラ「エール」の主人公が作曲者「古関裕而(こせきゆうじ)さん」ということもあって注目されている場所でもありますよ。
本記事では、古関裕而記念館を紹介します!
作曲者「古関裕而(こせきゆうじ)」とは? NHK朝ドラのモデルに!
古関裕而とは福島県福島市出身の作曲家。
生涯の作曲数は5,000曲。全国の学校の校歌から、スポーツで有名な曲まで、誰もが一度は耳にしたことがある曲を作曲しています。
阪神タイガースの応援歌「大阪(阪神)タイガースの歌」(「六甲おろし」)や読売ジャイアンツの応援歌「巨人軍の歌(闘魂こめて)」。
「中日ドラゴンズの歌」、東京五輪のオリンピックマーチ、NHKスポーツ中継テーマ「スポーツショー行進曲」などもすべて古関裕而作曲。「長崎の鐘」なども古関裕而さんの作曲です。
福島県福島市にある古関裕而記念館は、古関裕而の資料の収集・保存・展示をしている施設。
展示コーナーでは書斎が再現され、各資料の展示のほか試聴コーナーもあり、一般に訪れることができるスポットですよ。
2020年春スタートのNHK朝ドラのモデルに!
2020年上期にスタートするNHKの朝の連続テレビ小説「エール」の主人公は、古関裕而さんとその奥さんの金子さんがモデルです。
2020年4月からスタートする「エール」は、音楽とともに生きた夫婦の物語。作品名の「エール」は「応援」の意味。東日本大震災から10年の節目を目前に「福島を応援したい」との思いを込めて企画されています。
主人公は 窪田正孝さん、ヒロインは二階堂ふみさんが演じる「エール」。楽しみですね!
古関裕而記念館へ行ってきた!あの曲も!この曲も!
実際に古関裕而記念館に訪れてきました。
古関裕而記念館は、「ふくしん夢の音楽堂」という大きな音楽ホールの隣りにあります。
外観のとんがり屋根は、名曲「とんがり帽子」を思い出させる塔になっています。朝夕には古関メロディーが流れますよ。
▽隣りにある音楽堂
車は施設隣の駐車場に停めることができました。
古関裕而記念館は、1階がサロン、2階が展示コーナーになっています。
2階の展示コーナーはかなり興味深かったです。(※2階の展示コーナーは撮影禁止でした)
古関裕而さんは、全国各地の学校の校歌を作曲しており、一覧になっていました。自分の母校を確認したり。
高校野球の始まるときによく聞くあのメロディや、巨人や阪神の応援歌なども古関裕而さんの作曲。パネルや直筆の楽譜などの展示はわかりやすく面白かったです。
書斎も再現されており、試聴コーナーもありました。
通りに面した大きな窓が気持ちがいい1階。古関裕而さんの作曲した曲などの映像が流れていました。
オルガンの展示もありましたよ。
古関裕而記念館のアクセス・営業時間などの基本情報
古関裕而記念館のアクセス・営業時間などの基本情報は以下のとおりです。
- 住所:〒960-8117 福島県福島市入江町1-1
- 休館日:年末年始、展示替え時
- 入館無料
- 駐車場あり
- 開館時間:9:00~16:30 入館は16:00まで
- アクセス…バスの場合:福島駅東口からバスで10分(保原・桑折・伊達行き)日赤前から徒歩で3分
- アクセス…車の場合:福島西ICから車で15分
▽福島駅からのアクセス